いもとようこ/金の星社/2013
あらすじ
「はい、今日の絵本はこれでおしまい。おやすみなさい」
たっちゃんのお母さんが言いました。
たっちゃんが眠ったそのあとは、おもちゃ達の時間です。
たっちゃんのベッドをこっそり抜け出たくまさんは、本を持って隣の部屋へ向かいます。
隣の部屋では、おもちゃ達がくまさんを待ちかねていました。
くまさんがお話を始めると、みんな耳を傾けます。
おもちゃ達の次は、色とりどりのクレヨンが飛び出してきました。
みんなしっかりくまさんのお話を聞いています。
クレヨン達にもお話を終えたくまさんは、次は、台所にやってきました。
台所では、まずは野菜達に、そして食器達にお話しを読みます。
「はい、今日の絵本はこれでおしまい。」
くまさんが言いました。
ところが、、おさじの坊やがヤダヤダと駄々をこね始めました。
おさじのお母さんは困り果て、本を借りるとお母さんと坊やで何回も何回も本を読みました。
そのうち、二人は疲れてそのまま眠ってしまいます。
すや すや すや・・・・
次の日の朝、たっちゃんのお母さんは台所で首をかしげます。
「あら?どうしてこんなところに絵本が?おさじも?」
感想
柔らかな絵が素敵な絵本です。
この本を読んだあとは、息子もくまのぬいぐるみを持って、寝たり、本を読んだりと一緒に過ごし始めました。
おもちゃや、カラフルなクレヨン、野菜や食器など、これは何かな?と話しながら一緒に読んでも楽しい絵本です。
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