Harvard Extension SchoolでCertificateをとる目標を決めてから、TOEFL100点を目指して勉強を始めました。【社会人向け講座】Harvard Extension Schoolとは - 頬杖日記
過去問を1回解いて初めて受けた結果は79点。
TOEFL 80点前後のレベルから、独学で100点を突破するまでに取り組んだ勉強方法を全2回でまとめます。
Speaking、Writing、全体のまとめについてはこちら。
【TOEFL ibt】総勉強時間280時間 100点突破までのスコア対策 - 頬杖日記
TOEFL勉強の下準備
過去問を解くため中国TPOに登録
中国TPOは大量の過去問を無料で解けるサイトです。
実際の試験とほぼ同じ画面表示のため、本番対策にもなり、導入までの一手間はあるものの、それを乗り越える価値が充分にあるサイトです。
使用開始時はこちらを参考にしました。
完全無料でTOEFL勉強!?中国TPOの使い方徹底解説 | There is no Magic!! : 英語学習・TOEFL対策・留学コミュニティ
各セクション目標値の設定
TOEFLは1点が重いので、各セクションの明確な目標値を決め、採れる点数をきちんと採っていけるようにすることが重要です。
私はRLで合計55以上、Sで最低20、Wで25点を目標としました。
目標設定の上で大変お世話になったのがこちらのブログでした。TOEFLの採点方法や問題形式が分かり易く解説されており、特にSpeakingとWritingの解答を自己採点・自己分析する上でとても参考になりました。
同ブログ内にある他の受験者の方の奮闘記も、とても励みになります。
【改訂版】新形式のTOEFL iBT Speakingセクションはどのようにしてスコアが算出される? | トフレ!(旧 WebTOEFL) 葛山のTOEFL® TEST ブログ
【改訂版】TOEFL iBT Writingセクションはどのようにしてスコアが算出される? | トフレ!(旧 WebTOEFL) 葛山のTOEFL® TEST ブログ
Reading
過去問中心の勉強法
Readingの目標値は27点以上。誤答は全体で2-3問(各パッセージで1問)に収める必要があります*1。
勉強法としては、過去問中心に
- 中国TPOで問題を解く
- 回答と解説を確認
- 分からなかった単語を調べてノートに書く
- 解答結果の記録
- 問題文を2-4回くらい音読
をひたすら繰り返しました。1パッセージをやるのに1から5を通して1時間半程度。1-2パッセージを解くことを毎日続け、2週間過ぎたあたりで、誤答が目標内に収まるようになってきました。
学術単語も自然とテーマ毎に結びつきの強い単語同士を覚えていけるので、単語帳を別個にやることはしませんでした。
苦手な設問パターンの把握
Readingの設問は、内容一致問題、内容不一致問題、単語問題、推論問題、意図問題、言い換え問題、指示語問題、挿入問題、要約問題、表完成問題の10パターンに分類されます。
解答結果を記録する際にパターンに分けて記録することで、自分の苦手な設問タイプを把握し、集中して対策をできるようにしました。
パラグラフ読みで解答する
攻略法としてよく言われますが、TOEFLのReadingの設問は、要約問題以外、全て設問に対応するパラグラフ内に答えがあります。そのため、設問に沿って該当パラグラフを順番に読みながら解答していくことが可能です。
全文を一気読みしないと落ち着かないタイプだった私にとって、パラグラフ読みを習得する上でも過去問を解くことが非常に重要でした。
解答法をパラグラフ読みに移行することで、理解度の深化と時間の大幅節約ができます。また、文末にたどり着くまでに全容を深く把握できるので、要約問題も楽になります。
もし現在全文一気読みスタイルで解答している場合、パラグラフ読みに移行することを強くお勧めします!
Listening
過去問中心の勉強法
Listeningの店数戦略は、基本的にReadingと同じで、誤答は全体で2−3問に抑える必要があります。
勉強法も同じく、過去問中心に、
- 中国TPOで問題を解く
- 回答と解説を確認
- 分からなかった単語を調べてノートに書く
- 問題文を2-4回くらい音読
を1日に2−3問解いて繰り返しました。こちらも2週間ほど続けたくらいで目標の正答率が出るようになってきました。
Podcastで英語を聴く
耳慣れのために家事の最中などにPodcastで英語コンテンツを聞いていました。
"Something you shoud know"はオーガナイザーのMike Carruthersさんが毎回各方面の専門家を迎えて、会話形式でトピックを話していくスタイルのPodcastです。内容も面白く、いろいろな専門家の英語を聞けるのでTOEFLの勉強には是非おすすめです。
おすすめPodcast: Something You Should Know
まとめ
目標点数を設定してからは先にReadingとListeningの勉強に取り組みました。
ちょうどまとまった時間がとれた時期で、1日に5−7時間勉強し、2週間ほど続けたくらいで点数に勉強成果が出てきました。
さらに1週間ほど過去問を解き、正答率が目標近くで安定してからは、ReadingとListeningは一度おやすみし、SpeakingとWritingの勉強を始めました。
ここまでの総勉強時間数は、3週間で約120時間程度です。
*1:2019年8月以前の旧形式 TOEFL iBTでは全体で4−5問の誤答で27点以上が取れます。