対象年齢2歳〜
Greg Foley/Viking Books for Young Readers/2012
内容
ある日の朝、こぐまが小さな箱を見つけました」
「わぁ、素敵な箱だな。きっとネズミさんが気にいるはず！」
こぐまが箱を持って歩いていると、猿に会いました。
猿は「そんないいもんじゃないね」と言いました。
さらに行くと、ふくろうに会いました。
ふくろうは「そんなものは今までもたくさん見たな」と言いました。
次はキツネに会いました。
キツネは「持ち方間違っているよ」と言いました。
その次はゾウに会いました。
ぞうは「ちょっと小さすぎると思う」と。
リスに会いました。
リスは「わたしにその箱をくれれば、もっといいものになるのに」と言いました。
今度はウサギがいました。
でもウサギは「時間がないから」と言って箱を見る前にどこかへ行ってしまいました。
こぐまは立ち止って座り込み、この箱が本当に素敵なものか考え込んでしまいました。
するとネズミがやってきて「何してたの？」とこぐまに聞きました。
こぐまが箱を下に置くと、ネズミが中に入りました。そして・・
「今までで一番素敵な箱だ！」と言いました。
こぐまも両手を上げて喜んでいます。
Thank you, Bear.
感想
素敵！と思ったものをなかなか他の動物達に分かってもらえず、悩んでしまうくまさん。でも最後には、良さを分かってくれるネズミに出会い、ネズミは喜んでくれます。それはくまさんが最初に思った通り。
同じ価値観を分かち合える誰かはきっといる。というメッセージなのかなと思いました。
話はそれますが、この本を読んでKnow your worthの話を思い出しました。古い時計を例えに、"自分の価値を知り、その価値を正しく判断してくれるところに行きなさい"という話。
素敵なストーリーなので動画を貼っておきます。
Know Your Worth, A Father said to his Son
A father before he died said to his son: “this is a watch your grandfather gave and this is more than 200 years old, but before I give it to you go to the watch shop on the first street, and tell him I want to sell it, and see how much it is”. He went and then came back to his father, and said, "the watchmaker paid 5 dollars because it's old”. He said to him : “go to the coffee shop”. He went and then came back, and said: “He paid $5 father”. “Go to the museum and show that watch”. He went then came back, and said to his father “They offered me a million dollars for this piece”. The father said: “I wanted to let you know that the right place values your value in a way right, don't put yourself in the wrong place and get angry if you don't. Who knows your value is who appreciates you, don't stay in a place that doesn't suit you".
Know your worth.
この本のお勧め朗読動画
Thank You Bear by Greg Foley | Read aloud Book for Kids 영어동화
関連記事
