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頬杖日記

子どもと読んだ絵本、遊び、自分の勉強、そのほか面白い・便利と思ったものを書いています。ボストン在住。

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Harvard Extension School サマースクール 第2週目

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引き続き、Harvard Extension School関連の話題です。

 

Harvard Extension School 受講者達のバックグラウンド

今回は、Harvard Extension School (HES)ではどのような方が受講されているか紹介したいと思います。

 

まず、受講している方の所在地について。

一番多いのはやはりアメリカ国内からで、90%前後は占めている感覚です。

そのほか、カナダ、インド、ケニア、サウジアラビア、中国など、アメリカ国外からの受講者の方が少数ながら一定数います。

ただし、出身国となると、もっとたくさんの国の名前が出てきて、半数くらいはアメリカ国外の出身の方のイメージです。

 

次に職業ですが、基本的に皆さん働きながら授業を取得されています。

今のところビジネス系の授業に出ているので、一緒に受講している方の職業はコンサルから銀行まで多岐に渡っています。

また、ハーバード大学関連の仕事をされている方も多いです。

ハーバード大学の従業員であれば、Tuition Assistance Program (TAP)というものが利用でき、かなり安い金額で授業を受けることができるようです。

そのため、ハーバード大学で事務などの仕事をしながら学位を取得する方が結構います。

 

そんな方々の英語レベルですが、アメリカに住んで仕事されている方はもちろん、国外から出ている方も不自由なく英語で議論しています。

 

私自身は、現在無職で、英語もやっと基準点を満たしたレベル。。

授業を受ける前までは、同様な境遇の人もそこそこいるのではと淡く期待していたのですが、その期待は的外れでした笑

働きながらも大学の授業をとってキャリアを積んでいる方の多さに驚くとともに、そういう世界を知れたことは本当によかったです。

次回は授業内での発言について書きたいと思います。

 

 

Foundations of Business | Chapter 7のまとめとキーワード

教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。

 

Chapter 7: Creatign a Flexible Organizationのまとめ

  • 組織 (organization)とは、2人以上の人が同じゴールを目指し一緒に働くグループ。組織内のメンバーの関係は組織図 (organization chart)を使って説明される。
  • job designdepartmentalizationdelegationspan of managementchain of commandの5つの要素が組織の構造を決定づける。
  • ジョブデザイン (job design)とは、生産性、会社の目標、従業員の満足度を高めるため、必要な活動・仕事を体系化すること。
  • 仕事内容の専門化 (job specialization)は組織内の活動を分割し、活動ごとに別の人をアサインすること。
  • 専門性を高め過ぎてしまうと、従業員が退屈に感じ、満足度の低下につながる。解決策のひとつにジョブローテーション (job rotation)がある。
  • 部門化 (departmentalization)とは、組織内の仕事・人をマネージメント可能な単位に分けることである。典型的な部門分けには、機能別、商品別、所在地別、顧客別といったものがある。
  • 部門の分け方についてはそれぞれに利点があるので、大きな組織になると機能別と顧客別など、複数の部門の分け方を採用している。
  • 委任 (delegation)はマネージャーの仕事の一部を他のメンバーに任せることで、次の3つのステップを含む。(1)責任の割り当て (assigning responsibility)(2)権限の付与 (granting authority)(3)説明責任の付与 (assigning accountability)
  • decentralized firmは可能な限り多くの権力を分散している会社で、centralized firmは権力を集中させている会社。
  • 指揮系統 (chain of command)とは、組織の最上層から最下層までの権限系統のこと。組織の構造によって長くも短くもなる。
  • スパン・オブ・マネージメント (span of management)とはマネージャーに直属する従業員数の幅のこと。スパンは一般的に広いか (wide)、狭いか (narrow)で特徴付けられ、スパンが広いとフラットな会社、スパンが狭いと経営層が多い会社になる。スパン・オブ・コントロール (span of control)とも言う。
  • 組織構造には4つの基礎的な形態がある↓。
  • ライン構造 (line structure)は最もシンプルな構造で、指揮命令系統 (chain of command)が管理職のレベルを経て人から人へ降りていく構造。
  • ライン・スタッフ構造 (line-and-staff structure)はライン構造に似ているが、スタッフマネージャーという専門知識を備えたメンバーが、ライン・マネージャーの判断をサポートする。
  • ライン構造は小規模な組織に、ライン・スタッフ構造は中、大規模の組織で効果を発揮する。
  • マトリックス構造 (matrix structure)では、従業員は、自分の直属の上司、およびプロジェクト配属後のプロジェクト・マネージャーがリポート先になる。
  • ネットワーク構造 (network structure)は、管理的な仕事が主な機能であり、技術、生産、マーケティング、財務などの他の機能は他の組織に委託されている。中心となるリーダーに頼るよりも、チームとして一緒に働くような形になる。
  • 企業文化 (corporate culture)は対内的にも対外的にも影響を及ぼす。対内的には従業員の考え方や行動に影響をし、対外的には一般の方の組織に対する印象を形成する。
  • 例えば、信頼の文化を高めることは、対内的には成長、利益、生産性、仕事の満足度を高め、優秀な従業員を維持す。対外的には顧客との契約が継続され、新たな市場を開拓することにつながる可能性がある。
  • 委員会 (committees)タスクフォース (task forces)は、組織構造を改善するために使用される。
  • 委員会は特定の目的を達成するために設置され、タスクフォースは重大な問題や係争中の決定を調査するために作成される。
  • 組織と関係なく非公式にできるグループ (informal groups)では組織内の構造とは無関係に、重要な情報もゴシップも迅速に伝達される。マネージャーはそのようなつながりを無視したり消滅させるのではなく、あることを認識したうえで対応することが必要。

 

その他キーワード

responsibility: これから何かをする責任

authority: 権限・権威

accountability: 結果に対する責任

organizational height: 組織構造の階層の数

cross-functional team: 各分野のスペシャリストが集まったチーム、プロジェクトチーム

ad hoc committee: 期間限定の委員会

standing committee: 永続的な委員会

grapevine: 組織内の非公式なネットワーク、うわさ話の広まる経路なども含む

 

 

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