中間課題を無事提出し、束の間の開放感です。
Harvard Keyを使った文献取得方法
課題に取り組む中で、参考文献を探す場合があります。
Web上の記事を引用する場合もありますが、一般的に論文を探した方が欲しい情報が重点的にまとめられており、引用元としてもWebに比べると信頼性が担保されています。
ところが、論文誌の多くは会員制・購買制の形式をとっており、読みたい文献にアクセスできないことが往々にしてあります。
このようなアクセス制限のある論文誌は、Harvard Keyを使って無料で取得することが可能です。
How to Use Your Harvard Key to Get Online Articles for Free
私は、上記のリンクで紹介されているGoogle Scholar (Google提供の学術書籍・論文検索サイト)とHarvard Keyを繋げる設定を入れました。
Try Harvard Library設定手順
1. Googleアカウントにログインした状態でGoogle Scholarを開き、"設定"から"図書館リンク(Library links)"を探してHarvardと入力します。
2. "Harvard University - Try Harvard Library"と出てきたらそのボックスをチェックし、設定を保存します。
3. 上記設定後は、Google Scholarでキーワードを検索すると、右側に"Try Harvard Library"という選択が出てきますので、ここをクリックして論文にアクセスします。この際、最初だけHarvard Keyを使ったログインが求められます。
様々な論文誌にアクセスできるのは大学所属中の特権ですので、Harvard Keyを手に入れたらじゃんじゃん使いましょう。
Foundations of Business | Chapter 8のまとめとキーワード
教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。
Chapter 8: Producing Quality Goods and Servicesのまとめ
- オペレーションズマネジメント (Operations management)は商品やサービスを作り上げるために行う全ての管理業務を含む。
- オペレーションズマネージメントには、生産過程の最適化であったり、自動化であったり、顧客のニーズとのマッチングであったり、品質の担保や向上など多岐に渡る活動が含まれる。
- ビジネスは資源 (人、原料、資金、情報)をモノやサービスに変え、人々にユーティリティー (utility)を提供する。ユーティリティーとは人々のニーズを満足させるモノやサービス。
- 今日は、アメリカ労働人口の86%がサービス産業に従事している。
- サービス産業では、ターゲットになる顧客と、その顧客のニーズを見極めるところからプランニングが始まる。
- オペレーションズマネージメントは一般的に研究と開発 (research and development: R&D)から始まる。R&Dからのアウトプットは全く新しい製品を作ったり、既存の製品を拡張したりする。
- R&Dの活動は、基礎研究 (basic research)(新しい知識の発見を目的とする)、応用研究 (applied research)(使用用途を意図した新しい知識の発見を目的とする)、および開発と実装(development and implementation) (既存の技術や知識を用いて商品やサービスを作る)に分類される。
- 生産計画には大きく分けて、設計計画 (design planning)、用地選定・設備計画 (site selection・facilities planning)、運用計画 (operational planning)の3つのフェーズがある。
- まず設計計画では、製品ライン (product line)、必要な生産能力 (capacity)、テクノロジーの利用に関する事柄を明確にする。
- その後、用地選定・設備計画の段階で生産設備、人材、工場レイアウトなどを検討する。
- 運用計画は、生産設備と資源、それぞれの利用を中心に検討する。運用計画のステップには、以下のようなものがある。
- 運用期間 (planning horizon)の設定
- 市場需要の予測
- 市場需要と生産能力の比較
- 需要に応じて製品やサービスの生産を調整する
- オペレーションズコントロール (Operations Control)の主な内容は、購買 (purchasing)、在庫管理 (inventory control)、スケジューリング (scheduling)、品質管理 (quality control)である。
- 購買には、サプライヤー (suppliers)の選定が含まれ、サプライヤーの選択は、価格、品質、信頼性、信用条件、出荷コストなどの要素を総合的に判断した上で選ぶ必要がある。
- 在庫管理では、原材料、製造途中製品、完成品の在庫を管理し、総在庫コストを最小化する。
- スケジューリングは、材料および他の資源が適切なタイミングで適切な場所にあるように調整する。
- 品質管理は、製品やサービスが設計仕様に沿って生産されることを保証する。
- 生産性 (productivity)とは、労働者一人当たりの時間当たりの生産量の平均レベルである。
- 自動化 (automation)は、工場での作業効率を大きく向上させ、最近ではロボティクス (robotics)を使用する産業が増えている。
- コンピュータ支援設計 (computer-aided design; CAD)、コンピュータ支援製造(computer-aided manufacturing; CAM)、およびコンピュータ統合製造 (computer-integrated manufacturing; CIM)は、コンピュータを使用して製品の設計と製造を支援するツール。
- フレキシブル製造システム(flexible manufacturing system; FMS)は、プログラム制御可能な電子機械を用い、製品ごとに大規模に設備機器を組み替える労力を減らすことで、従来の組立ラインよりも効率的に小ロットの製品の生産を可能にする。
その他キーワード
reshoring: USの製造業が製造業務をアメリカへ戻すこと
mass production: 同じ、または似た製品を長期的に多量生産して必要経費を減らす生産プロセス
analytical process: 原料を別々の製品へ分けるプロセス
synthetic process: 原料や材料を組み合わせて、一つの製品を作るプロセス
service economy: 製品よりもサービス業への投資が高い状態の経済
product design: 製品の仕様を決めていくプロセス
labor-intensive technology: 人による労働が多い生産体制
capital-intensive technology: 機械や道具による労働が多い生産体制
materials requirements planning (MRP): 商品生産と在庫管理を合わせて管理するコンピュータシステム
just-in-time inventory (JIT) system: 原料やパーツを必要なときに配達することで在庫管理費を抑える仕組み
quality circle: 製品の品質に関する問題を解決するためにできるチーム
inspection: 商品の品質を検査すること
six Sigma: 統計データや最新の技術を使って不良品を抑えるアプローチ
International Organization for Standardization (ISO): 160以上の国家が参加し、共通の製品の品質基準を定めている
lean manufacturing: 全体の製品プロセスの中で、不要な手順などの無駄を排除するという概念
robotics: プログラム可能な機械
continuous process: 同じ製品を長期間生産するプロセス
intermittent process: 会社の機械類を作り替えて別商品の生産をまわすプロセス
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