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頬杖日記

子どもと読んだ絵本、遊び、自分の勉強、そのほか面白い・便利と思ったものを書いています。ボストン在住。

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【絵本】Something Extraordinary (英語)

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対象年齢4歳〜 (米国市場基準)

 Ben Clanton/Simon & Schuster Books for Young Readers/2015

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内容

空を飛べたらいいな。

 

水の中で息ができて。

 

書いた絵が本物になったらいい。

 

そして心で思うだけで物を動かせる

 

雨が7色になって、味がついたらいい。

 

歩くたびに面白い音が鳴って、大きなふさふさの尻尾があったらいい。

 

ついでに牙も!

 

動物と話せたらいいのにというのは本当に本当に叶って欲しい。

 

それと、空想の動物のペットが欲しい。1匹。いや22匹。いやいや100匹!

 

いろんなお願いがある。

 

でも1番のお願いは、何か特別で素敵なことが、実際に起こること。

 

そう、小鳥の巣立ちに立ち会うとか。

 

 

感想

何か特別で素敵なことが叶ったらいいな、起きたらいいなと願う男の子。

静かな雰囲気の絵が、頭の中で想像を繰り広げる感じにぴたっとはまって素敵です。

お話全体の流れとしては、急に最後の締めが来て、でも締まりきるわけでもなく、ちょっと不完全燃焼感が残りました。

でも、例えば読書後に、子どもと一緒にExtraordinaryなお願いを考えたり、身の回りのExtraordinaryなことを探してみたら? そんなやりとりができればこの不完全燃焼感も昇華しそうに思います。

対象年齢4歳以上としながら文字数が少なくさくっと読める点も含め、この本は、読み終わった後の時間にこそ真骨頂がある気がしました。

Something Extraordinary

Something Extraordinary

  • 作者:Clanton, Ben
  • 発売日: 2015/06/16
  • メディア: Kindle版
 

 

 

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