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頬杖日記

子どもと読んだ絵本、遊び、自分の勉強、そのほか面白い・便利と思ったものを書いています。ボストン在住。

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【MESH(ソニー)で遊ぶ!】LEGO製キューブを回転させて定型文をLineに送る

MESHは他の様々なWebサービスとの連携も可能です。

今回は初めての連携なのでシンプルに、MESHの動きブロックの向きを検知してLineに定型文を送る仕組みを作ってみました。

  

完成イメージ

動きブロックでブロックの向きを検知して、Lineへメッセージ送信。

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Line送信の処理が走ったら、LEDブロックが光って確認できる仕組みです。

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作成手順

1. MESHアプリ上でLineを使えるようにする。

MESHとLineを連携させるには、IFTTTのサービスを利用します。→ おまけ:IFTTTとは

 

1.1 MESH、IFTTT、LINEのアカウント登録をする(初回のみ)

連携サービスを使うためにはそれぞれのアカウントが必要です。あらかじめ作っておくとスムーズです。いずれも無料です。

MESHアカウント作成

IFTTTアカウント作成

 

1.2 MESHアプリ上でLINEを追加する(初回のみ)

MESHアプリを開き、ブロックリストの中の「連携」部分にある追加ボタンを押して、LINEを選択します。

ブロックリストにLINEが追加されます。

 

1.3 IFTTT上の設定を進める

追加したLINEをキャンバス上に出し、設定画面から「IFTTTアプレット設定」を選択します。

ここからは求められた情報を適宜入力しながら、指示通りに進めていきます。

実施内容は以下の通りです。

  -MESHアカウントにログイン

  -IFTTTのウェブサイトに移動 (自動的に移動する)

  -IFTTTアカウントにログイン (初回のみ)

  -IFTTTからMESHおよびLineへのアクセスを許可する

  -LINEの送信先のグループを選択して保存する

これらはアカウント情報が必要になりますが、工程を進めながら作成することも可能です。

 

1.4 設定完了画面

最終的に以下の表示になって完了です。

一番上のSend a LINE Message using MESHに緑ぽっちがついています。

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このページで左上に「完了」の文字が出ていれば、それをタップしてMESHアプリ画面に戻ります。

なければ、自分で画面をMESHアプリに切り替えます。

全工程の完了後、MESHアプリ上の設定画面には変化はないですが、これで問題なく動いてくれました。

 

2. MESHのレシピ作成

※アメリカで買った携帯なので写真がデフォルト言語で英語になっています)

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キャンバス上に動きLINELEDを出して繋げます。 

動きブロックの向き毎に最大6個の定型文が設定できます。

 

動きは向きを設定します。

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LINEには送信するメッセージを入力します。

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LEDは好きな光り方を選択します。

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3. LEGOでキューブを作る

この箱はなんでも良いのですが、MESHブロックがLEGOにフィットするか確認したかったのでLEGOを使ってみました。

結果、ブロックのサイズは3ポッチ×6ポッチの大きさで、下の写真のようにぴったりとはまってくれるサイズでした!

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感想 

初めてWebサービスとの連携を試してみました。

ちょっと難しそうかな?と思っていた反面、やってみればそんなことはない。

導かれるままに進めることで、動かしながら学ぶことができました。

Webサービスとの連携ができると、ぐんとIoT感が増します。

また、今回使ったIFTTTですが、これはもう、これだけで楽しいです。

IFTTTは携帯に無料アプリとしてインストールできますので、アプリ間のオリジナル連携を作ってみたい方は、とりあえずインストールして触ってみるとおもしろいと思います。

ちなみに、この仕組みを日常的に動作させるには、MESHブロックの充電や、事前にアプリを開いておく必要性などが煩わしく、即お役立ちグッズとして使うことは難しいです。

あくまで「あったらいいな」の即席プロトタイプとしの作成です!

 

今回使ったのはこちらのうごきブロックLEDブロックです。

  

 

おまけ:IFTTTとは

IFTTTとは異なるWebサービス(Line、Facebook、Gmailなど)、iOSやAndroidといった携帯OS、IoT家電などの連携を簡単に実現できるサービスです。

連携には、あるサービスで「こうなったら(IF This)」、別のサービスで「こうする(Then That)」という簡単なルールを設定して繋げます。

これにより、例えば、Twitterのあるユーザーが呟いたら (if this) 、携帯にNotificationを送る (then that)といような設定が、自分でとっても簡単に作れちゃいます。

なんとなく難しそうと思っていましたが、開いてみればとても分かりやすいUIで、本当に手軽になんでも作れてしまいそうでした。また、他の方が作ったアプレット (レシピ)を検索して見ることができるので、どんなことができるか、それらを見るだけでもとても参考になりました。

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参考図書