対象年齢3歳〜 (米国市場基準)
Jonathan Stutzman(著)/Jay Fleck(絵)/Chronicle Books/2020
内容
これは、小さなティラノサウルスのタイニーと、トゲトゲのステゴサウルスのポインティのお話です。
今日は、二人にとって初めての裏庭キャンプです。
「タイニー、もうすぐ暗くなるよ」
「うん。ポインティ、じきに真っ暗になるよ」
タイニーもポインティも、とっても強い怪獣だけど、真っ暗闇は怖いみたい。
家の中にいれば夜になっても光があるけれど、外は本当に真っ暗闇。
何かが出てきそうな雰囲気です。
タイニーのお母さんは、
「真っ暗闇でも、あなたが勇敢によーく見ることができれば、光を見つけることができるのよ」
と言っていました。
でも、真っ暗闇の中で目を開ける勇気は、タイニーにはなさそうです。。
そんなポインティとタイニー、実は暗闇でも怖くないように特別な計画を立てていました!
スナックや、テントやヘルメットの他に、闇夜でも光る装飾ライトを持っていきます!
装飾ライトを設置して、さぁ、これで電気をつければ明るくなる!
カチッ!!
・・・
あたりは真っ暗闇のまま。計画は失敗です。。
真っ暗闇に怯えるタイニーとポインティ。
でも、みんなで一緒なら、勇敢にもなれるんじゃない?
一緒に目を開けて、よーく見てみて。
ほら、空にはたくさんの光。
感想
裏庭で寝るだけでも子ども達には大冒険、怖い気持ちがよく伝わってきます。
恐竜の絵が可愛らしく、また文章も長すぎず短すぎず、読みやすい絵本でした。
今の家は集合住宅型で車の運転もしないので、野外キャンプはなかなか難しいですが、日本への帰国時には是非またキャンプに行きたいです。
プロモーションビデオ
Tiny T. Rex and the Very Dark Dark
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