対象年齢4歳〜 (米国市場基準)
Ross Burach/Scholastic Inc./2020
内容
BumbleとBee2匹のミツバチに、気難しいカエルのFroggy。
3匹の繰り広げる小話が一冊に3話の載せられています。
1話目では、BumbleとBeeがパンプキンペイントを企画します。
でも2匹は、どうやってパンプキンを手に入れれば良いか分かりません。
たんぽぽの綿毛を吹いてお願いしてみましたが、当然何も現れません。
Froggyに聞こうと池を訪れた2匹、そこでFroggyそっくりのパンプキンを見つけます。
自分達のお願いが、Froggyをパンプキンに変えてしまったと2匹は大慌て!
「何か言ってーー!」と慌てる2匹に後ろからFroggyの声が。
Froggyは自分の分の後、ミツバチ達にパンプキンを持ってきてくれたところでした。
こうして、Froggy、Bumble、Beeそれぞれにそっくりな3つのパンプキンペイントが並びました。
2話目では、Froggyがアップルパイを焼きます。
ところが、材料を確認するとバターが足りません。
バターを買ってくると申し出るBumbleとBee。
でも2匹は、スーパーに辿り着くまでに何を買いにきたか忘れてしまいます。
かろうじて最初の文字だけ分かった2匹は、Bから始まるものを一通り買って帰ります。
しかし、Froggyが確認すると、肝心のバターが入っていません。
今度は忘れないから!とBumbleとBeeはまた飛んで行きます。
3話目では、冬籠りしようと穴に入ったFroggyの元にBumbleとBeeが訪れます。
ゆったり静かに寛ごうとしていたFroggyの前に、
BambleとBeeは、絵の道具や、ゲーム、楽器とどんどん物を広げます。
Froggyが寂しくないようにと、沢山のものを用意して持ってきたのです。
そんなにスペースがないと慌てるFroggy。
ありがた迷惑そうな感じですが。。
それでも最後は、ミツバチ達が持ってきたココアとマシュマロをみんなで飲んで仲良く穴の中で過ごすのでした。
感想
昨日に引き続き、Bumble and Beeのシリーズです。
実は、このパンプキンのお話がこのシリーズの1番の目当てでした。
パンプキンに絵を描くんだよ〜と読みながら一緒に話します。
アメリカではこの時期になるとスーパーで、花屋で、パンプキンが並びます。
パンプキンは、Thanksgiving dayでは豊作のシンボルであり、
ハロウィンではJack-o'-lanternの材料になり、
これからの季節に欠かせない野菜なのです。
さっそく、我が家でも買ってきました。
絵描き用にと小さいものを買ったのです。
ところが、息子は絵を描くよりも食べたいようで。
彼の食欲のもと早々に天辺をちょんぎられてしまいました。
本当は、オブジェとして暫く季節感を出してもらいたかったのですが。。
もったいないのでグラタンにして有り難く頂きました笑
しばらくはお目見えするのでまた買おうと思います。
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