対象年齢3歳〜 (米国市場基準)
Jonathan Stutzman(著)/Jay Fleck(絵)/Chronicle Books/2019
内容
これは、小さなティラノサウルスのタイニーと、トゲトゲのステゴサウルスのポインティのお話です。
ポインティーと遊びに来たタイニー。でも、今日のポインティは元気がなさそう。
タイニーはハグでポインティーを元気付けたいと考えます。
でも、問題が一つありました。
タイニーの腕は短すぎてハグができません。
タイニーはどうすれば良いか家族に相談しました。
お父さん「数学で解決できるかも」
おばさん「バランスとキュウリドリンクがキーよ」
お母さん「ハグできなくてもあなたのハートは十分大きいわ」
・・・どれもピンと来ません。
お姉さんとお兄さんに相談しました。
「不可能を可能にするには計画と練習あるのみだよ」
・・・それだ!
タイニーは早速実行に移しました。
どのようにポインティに抱きつくかイメトレし、いろんなモノにハグしてみました。
「いい感じだ。最後にあの大きな木をハグしてみよう」
ところが、タイニーがハグしたのは木ではなく、プテラノドンの太い脚でした。
タイニーはプテラノドンに抱きついたまま空に浮かび上がります。
タイニーはそこから落ちて、落ちて、落ちた先はポインティの頭の上でした。
「ポインティ。僕の腕は短くて、僕のハグも小さいけれど、精一杯ハグするからね。だって君は僕の親友だから!」
タイニーはポインティにハグをして、ポインティは笑顔でありがとうと答えました。
感想
小さなティラノサウルスの子どもの絵が可愛らしい絵本です。
確かに、実物のティラノサウルスでも腕が短くてハグは難しそうと読みながら妙に納得しながら読んでいました。
この本のお勧め朗読動画
Tiny T Rex and The Impossible Hug (Read Aloud) | Storytime Dinosaur stories by Jonathan Stutzman
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