対象年齢4歳〜 (米国市場基準)
Kate McMullan(著)/Jim McMullan(絵)/HarperCollins/2014
内容
ウィーウーっていうサイレンと、ホーンと鳴るクラクション、水の入ったタンクに、たくさんのホースを持つ、赤い大きな車を見たらなんて言う?
”かっこいい!”
そうだね!
他にも、鏡のようなクロームラジエータ、頭の上の放水砲も見てみるかい?
そうそう、僕は道具持ちでもあるんだ
消火栓レンチに、スパナレンチ、アヒル型ロックブレーカー、ウサギ型ドアフォーサー、ツインコネクター、ノコギリ、フック、バール、ドリル、斧...
まだまだあるよ
シャベル、モール、縄、電灯、ハリガンツール、スキージ、レンチ、ボルトカッター、まくらくさびに、ファンとノズル...
お。誰かが911をかけてきたようだ
火災現場に向けてしゅっぱーつ!
どいてどいて、火災現場に急行だ
ポンプ車とはしご車も来たぞ
消火活動が僕たちの仕事だ
持ってきた道具を使って火を消し、建物を壊し、煙を排除する
消火活動完了だ!
消防署に戻って車体を磨くよ
ウィーウーっていうサイレンと、ホーンと鳴るクラクション、煙と熱さを抜けて燃え盛る炎に飛び込む、赤い大きな車を見たらなんて言う?
そう ”かっこいい ブレーブ!”
感想
Amazonプライムビデオでお馴染み、スティンキーとダーティーの元になっている絵本シリーズの一冊です。
アメリカでも子ども達に人気の消防車。
火事の連絡とともにサイレンを鳴らしながら現場に急行していきます。
この本で面白かったのは、数多くの消防用道具が出てきたところ。
どれも初めて見る形、初めて聞く名前のものばかりです。
でも、ちゃんとお話の後半で使い方が分かるように描かれているので、心配せずとも用途も知りながら読むことができます。
この本のお勧め朗読動画
Youtubeで動画も購入できます。アメリカのAmazon Primeでも視聴可能です。
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