対象年齢3歳〜 (米国市場基準)
Salina Yoon/Bloomsbury USA Childrens/2014
あらすじ
ある日、くまさんが森の中でバニーちゃんをみつけました
「なんて素敵なバニーちゃん!」
くまさんは、バニーちゃんを大切に持ち帰りました
「誰かの落とし物なのかな
バニーちゃんも悲しそうに見える」
くまさんは、”落とし物”のチラシをたくさん作って持ち主探しに出かけました
あちこちにチラシを貼り付けながら、くまさんは持ち主を探します
木の天辺から川の底まで
夜になりましたが持ち主は見つかりません
「もう、僕のバニーちゃんになっちゃえばいいのにな
でも、バニーちゃんの家族もきっと心配しているかも」
次の日、くまさんはバニーちゃんといろいろなことをして過ごしました
くまさんとバニーちゃんが自転車で移動しているとき
「フロッピー!僕のバニー!」
突然ムースのお兄さんが声をかけてきました
バニーちゃんをムースに渡すくまさん
バニーちゃんはついにお家に帰れます
でも、どこか悲しげにしょんぼりとしているくまさん
「待って!」
ムースのお兄さんがバニーをぎゅっと抱きしめてからくまさんに言いました
「僕のために、これからもこの子を大切にしてくれる?」
バニーちゃんは、もう迷子じゃありません!
くまさんはバニーちゃんを大切に大切に持ち帰りました
感想
森の中でバニーを見つけたくまさん。
持ち主探しを始めますが、だんだんと離れがたい気持ちも芽生えてきます。
無事に持ち主を見つけたくまさんは、最後に素敵なプレゼントをもらいます。
優しさに溢れたお話しでした。
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