対象年齢2歳〜 (米国市場基準)
Eric Carle/World of Eric Carle/1996
あらすじ
空にはゆっくりゆっくり流れる雲
後ろの方に小さな雲さんがくっついている
やがて、他の雲は上の方に上がって消えていってしまったけれど
小さな雲さんだけ下の方に下がってきて家や木にぶつかった
小さな雲さんは大きくなって
羊みたいな形になった
次は飛行機の形に
次はサメ、木、うさぎ、帽子、ピエロ
どれも小さな雲さんが空から見てきたもの
そのうち、他の雲が戻ってきて小さな雲さんを呼び戻した
雲たちは全部集まって、もっと大きな雲になって、、
雨になった!
感想
空に浮かぶ雲がいろいろな形に変わっていくおはなしです。
小学校の教科書で読んだくじらぐもを思い出します。
我が家の子どもたちは、空をゆったり眺めることはあまりありません。
それよりは地面や目の前の遊具に意識が集中して常に動き続けています。
もう少し大きくなったらぼーっと眺めるのもおもしろくなるのでしょうか。
そのうち、この本を読んでから一緒に空を眺めてみると面白いかもしれません。
最後に雨で急におはなしが終わるのは、まさに子どもの気分のようで良い余韻でした。
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