2022年の年末に日本へ一時帰国しました。
その復路で利用したTWAホテルがとても良かったのでまとめておきます。
子連れで9時間のトランジットに当初は愕然としていましたが、TWAホテルのおかげで長時間フライトの疲れを癒してからボストンへ帰ることができました。
ロビーにはカフェが併設されており、短時間の滞在でも利用可能です!
TWAホテルとは
TWAホテルは、JFK国際空港に隣接するホテルです。
2019年に開業したばかりのホテルで、前身は1962年から2001年まで利用されていた今はなきトランス・ワールド航空(TWA)の専用ターミルでした。
建物は、全体的に曲線だらけの面白い造りで、直角を見つけるのが難しいくらい。
天井まで伸びた曲線は、包み込まれるような安心感があります。
見どころは昔ながらのソラリボード(カシャカシャと表示が替わるボード)。
昔、空港で味わった高揚感を思い出させてくれました。
その他、赤絨毯が敷かれたチューブ状の連絡通路や、昔の航空写真の展示、ロビーの外に見える飛行機など、”飛行機旅のワクワク感”を与えてくれる要素が、そこかしこに散りばめられていました。
TWAホテルのデザインの魅力についてはぜひこちらの記事をご覧ください。
写真も多く、建物の雰囲気も分かりやすいです。
TWAホテルへの行き方
TWAホテルへは、ターミナル5から連絡通路を通っていくか、エアトレインでターミナル5の駅に着いた後、駐車場側に出て外から向かう方法があります。
外からの道の方が方が近道で、歩いておおよそ5分程度。
ベビーカーでも問題なく行けました。
道のりは標識に従っていけば辿り着きます。
天気の悪い日などをのぞけば、外からの方が外観も見えておすすめです。
TWAホテルでの過ごし方
デイステイを利用する
TWAホテルの部屋は宿泊、またはデイステイで利用できます。
デイステイはトランジット時間が4時間以上の航空券を持っている方向けです。
TWAホテルの予約ページから”For the day”を選び滞在日時を入力して予約します。
値段は滞在時間の長さで変動します。
上の写真は今回私たちが利用したDeluxe King With Historic TWA Viewのお部屋です。
ベッド、シャワー、Wi-Fi、タオル、デスクと必要なものは揃っていました。
夫と子どもたちはシャワーを浴びて睡眠をとり、私はシャワーを浴びた後は一人静かに過ごすことができました。
カフェ・バーで過ごす
1-2時間程度の滞在でしたら部屋をとらずにカフェやバーで過ごすこともできます。
ロビーにはお店が複数出ていますので、そこで軽食を購入してからロビーの好きな場所を見つけて落ち着くことができます。
実際、私たちはだいぶ早く到着してしまい、チェックイン時刻まで1-2時間ほどはコーヒーを飲みつつロビーで過ごしていました。
子どもたちは階段や長い連絡通路を動きまわって楽しんでいましたが、人も少ないので危なげなこともなく。
似たような家族と笑顔で挨拶しながらストレスなく過ごせました。
ガッツリ食べたい場合や、お酒を飲みたければParis Café 、The Sunken Lounge、Connie Cocktail Loungeなどの選択肢があります。
中でもConnie Cocktail Loungeは1958年製の飛行機の中を改造してバーにしたもので、飛行機内で飲むのは楽しそうです。
予約は受け付けておらず、walk-inのみで利用可能だそうです。
他にも楽しめるアクティビティがいろいろ
身体を動かしたい場合は、フィットネスジムも利用できます。
また、フォトスポットや、過去をテーマにした展示、ツイスターゲームの部屋、子ども向けの宝探しゲームなど、ホテル内を散策して楽しめるようになっています。
さらに、屋上に行けば滑走路が前面に広がる絶景プールも利用できます。
(冬季にホテルステイした場合はプールは無料です!寒いですが笑)
まとめ
当初は考えるだけで疲弊していたトランジットですが、TWAホテルに滞在したおかげで思わぬリフレッシュになりました。
混雑感もなく、子ども達がうろついてもゆったりした気持ちで過ごせたことが抜群によかったです。
ニューヨークJFKでのトランジットがありましたら、ぜひ覗いてみてください。