磁石を使ったタイル型マグネットブロックは知育にも良いと人気のおもちゃです。
このマグネットブロック、組み立てる以外にも様々な楽しみ方をすることができます。
この記事では、タイル型マグネットブロックを使った遊び方を一挙にまとめたいと思います。
タイル型のマグネットブロックとは
マグネットブロックは、磁力で結合して自由に形を作ることができるブロックです。
基本の形は正方形、正三角形、2種類の2等辺三角形で、今回は特に中央に穴が空いていないタイル型のものを使った遊び方を紹介していきます。
代表的なブランドとしては、ピタゴラスやPicassoTilesがあります。
ピタゴラスシリーズ | おもちゃ-ピタゴラス・ブロック | 乳幼児玩具メーカー・ピープル
色とりどりのブロックは、不透明なもの、透明なもの、パステルカラーのものなどあり、SNSでも美しい作品が話題になっています。
1歳から遊べて小学生でもまだまだ遊べる長寿おもちゃ
タイル型マグネットブロックの長所のひとつがとても長く遊べることです。
1歳からでも繋げたり重ねたり、壁に貼り付けたり、ピタッとくっつくので手の感触を楽しみながら遊ぶことができます。
成長するに従って、複雑な物を作ったり、美しいアート作品に挑戦するようになり、小学生になってもまだまだ十分遊べます。
また、ピタッとくっつく感触は気持ち良くて大人でも触りたくなります。
子ども大人も一緒になって長い間楽しめるのが、このおもちゃの大きな魅力です。
ネオジム磁石は使われていない
2023年5月に誤飲事故の恐れがあるとしてネオジム磁石を使ったマグネットセットの製造と販売の規制が発表されました。
そうなると磁石おもちゃ全般にわたって、使われている磁石が何か気になるところですが、タイル型のマグネットブロックに使われているのは磁力の弱い通常の磁石です。
また、磁石は内蔵されているので、すぐさま誤飲につながる恐れはなく安心して遊ぶことができます。
ただ、破損によって内蔵磁石が出てくることがあり、定期的に破損の状態などはチェックしてあげるとさらに安心です。
マグネットセットなどの玩具、小型品の製造・販売を規制へ…子供が誤飲する恐れ : 読売新聞
タイル型マグネットブロックを使った遊び方アイデア
ここからは、タイル型マグネットブロックを使った遊び方をご紹介します。
1. 繋げて重ねて感触遊び
1歳からできる遊びです。
横に並べて側面でつなげてみたり、縦に積み重ねてみたり。
磁石がピタッとつながる感覚を楽しみます。
「同じ色や形を選んでみる」
「虹色に並べてみる」
など声かけすることで、ちょっとしたアクティビティにも繋がります。
2. 壁にぺたぺた貼ってアート遊び
これも1歳からできる遊びです。
冷蔵庫などにはぺたぺたとくっつけてタイル絵を作ってみます。
お魚や家など、シンプルな形を組み合わせて形を作ってみたり。
数字やアルファベットなど文字を作って遊ぶこともできます。
3. 立体作り
2歳くらいになると、力加減を覚えて立体を作れるようになってきます。
最初は正方形を繋げた立方体を。
慣れてきたら、立方体を重ねてみたり、三角形のタイルも使ってみます。
作った立体を壊れないように持ち上げる動作も身体全体を動かす練習になりました。
立体が作れると、お人形遊びなどと組み合わせて遊びの幅が広がります。
また、年齢が上がってからは、展開図を作って立体の形を予想するなど、展開図と立体の関係を意識した遊びをすることができます。
4. オブジェクトを作る
立体ができるようになったら、何か形を作ってみるのもおすすめです。
息子は大の車好きだったため、いろいろな働く車を作りました。
作った車は以下の記事で紹介しています。
何を作ろうか思い浮かばない時は、ピタゴラスの遊び方ガイドなどオンラインでもレシピを見つけることができます。
5. 磁石の力で魚釣り
磁石であることを利用した魚釣り遊びです。
魚の絵やシールをタイルに貼り、釣竿は、割り箸 / 糸 / タイルで作ります。
魚タイルを下に置き、釣竿の先のタイルにくっつけて釣り上げます。
試してみると、なかなか難しく、うまく磁石の辺と辺を合わせないと釣り上がりません。
釣竿と魚のタイルの組み合わせを変えることで、難易度にも変化がつけられます。
簡単すぎず、難しすぎず、大人も一緒になって大いに盛り上がって遊べました。
6. 触らずに動く?!人形遊び
これも磁石であることを利用した遊びです。
シールや絵、小さい人形などを用意してタイルに貼り付けます。
段ボールや画用紙、布など薄いものを磁石で挟み、裏側からタイルを動かすと、表のタイルは触っていないのに動いているように見えます。
画用紙、カーテン、室内用テントなどを使って遊ぶことができます。
7. 光を使った色遊び
クリアタイプならではの光を使った遊びです。
光と組み合わせると、遊び方も増えますし、とっても綺麗です。
これから購入を考えている方には是非クリアタイプをお勧めしたいです!
重ねて横からライトを当ててみるととっても綺麗でした!
これ楽しかったです😃透明なマグネットタイルを重ねて横から携帯のライトを走らせます。ネオンサインみたいに綺麗に光ります🌈✨ pic.twitter.com/fDOUcbJyKE
— ペコ🇺🇸ボストン (@pecosansho) 2022年5月11日
8. 赤と青で簡単3Dメガネ
これもクリアタイプを使った遊びのひとつ。
赤と青をつなげて簡単に3Dメガネができちゃいます。
赤と青のプレートを用意したらウェブサイトで『アナグリフ』と検索し、気になる画像を見てみます。
左右の目に入ってくる光の色をカラープレートで絞れるので、3D画像・映像を楽しむことができます。
9. ドミノ倒し
タイルを使ったドミノ倒しです。
下にプレートを並べ、その上にプレートを立ててつけていきます。
倒す時は、磁石の力でパチパチと気持ち良い音がします。
10. ピタゴラ装置(球おとし)
最後は、ビー玉やコインと組み合わせた球おとしのおもちゃです。
我が家では、NHKのピタゴラスイッチから拝借してピタゴラ装置と呼んでいます。
磁力を利用して、簡単に装置を作り遊ぶことができます。
まとめ
この記事では、タイル型マグネットブロックの魅力と遊び方をご紹介しました。
我が家では息子が1歳の時からずっと遊んでいるおもちゃです。
その中で見つけた遊び方をまとめてみました。
遊びのネタやおもちゃ選びの参考になれば嬉しいです。
ぜひ色々な遊び方で楽しんでみてください!