Cork

頬杖日記

子どもと読んだ絵本、遊び、自分の勉強、そのほか面白い・便利と思ったものを書いています。ボストン在住。

MENU

【英語絵本】Bob's blue period

対象年齢4歳〜 (米国市場基準)

Marion Deuchars/Laurence King Publishing/2018

絵本紹介記事一覧はこちら

 

あらすじ

ペンギンのボブとコウモリバットは大親友、いつも一緒です

 

ところがある日、バットが手紙を残してどこかへ行ってしまいました

「ボブへ、しばらくの間行かなきゃいけないんだ 親友のバットより」

 

バットがいなくなってボブは落ち込みます

 

「絵を描いてみたら変わるかも」

しかし、なぜかボブが描く絵はすべて青くなってしまいます

バナナもオレンジも木も肖像画も。。

バットがいなくなった悲しみでボブの世界は全てが青くなってしまったのです

 

これは大変だと、他の仲間たちが夜明けにボブを外に連れ出します。

薄青い中みんなで丘を駆け登ったところでちょうど太陽が登ってきました

「わぁ!誰が描いたんだ!」

鮮やかに色づいた空を見たボブは世界が色に溢れていることを思い出しました

 

疲れと興奮で疲れたボブは家に帰って眠ります

ボブの夢の中も色々な色に溢れています

 

目が覚めた時、ボブは生まれ変わったような気分でした

ボブの目に映る世界は、もう青ばかりではありません

そしてその時、ドアの手紙入れからポストカードが落ちました

ドアを開けるとそこにはバットが!

 

バットが帰ってきた!

他の仲間たちもバットの帰りをお祝いします

ボブの世界は再び色を取り戻したのでした

 

 

感想

思わずピカソの青の時代を連想するタイトルと色。

お話はやはりお友達が突然いなくなって悲しみに暮れるところから始まります。

悲しみに暮れたボブが描く絵は青ばかり。

孤独と不安が伝わってきます。

そんな絶望を抜け出すきっかけをくれたのは、やはり周りの仲間たちでした。

最後は親友のバットも戻ってきて、ハッピーエンドのボブの青い時代でした。

Bob's Blue Period

Bob's Blue Period

  • Laurence King Publishing
Amazon

 

 

この本のお勧め朗読動画


www.youtube.com

 

 

絵本一覧↓

ecubic.hatenablog.com