前回の記事から少し間が空きました。MESHを使ったおもちゃ遊び記録です。
今回は、ぬいぐるみに振動などを与えると音が出る仕掛けを作りました。
(制作時間: 〜15分)
完成イメージ
※音はアプリを動かしている端末から出ます。
動画↓
SonyのMESHを使って、ぬいぐるみを揺らしたりすると音が出る仕組みを作りました。 #MESH #SONY #プログラミング教育
— ペコサン@3歳男児母 (@pecosansho) 2020年6月13日
音声ONで見てみてください pic.twitter.com/rqhQ1Dlqi0
作成手順
1. 音源を用意する
フリー素材の音源を探して端末に保存しておきます。
iOSの場合は、パソコンで音をダウンロードし、iPadまたはiPhoneを同期させます。
アンドロイドの場合は、端末に直接音源をダウンロードして保存しておけばOKです。
この仕組みでは、効果音ラボで提供されている音源を使わせて頂きました。
2. MESHのレシピ作成
2.1 ボタンを押すと音が出る仕組み
ボタンとミュージックをキャンバス上に出して繋げます。
ミュージックでは用意しておいた音源を選択します。
2.2 向きを変えたり、振動を与えた時に音が出る仕組み
動きとミュージックをキャンバス上に出して繋げます。
ミュージックでは用意しておいた音源を選択します。
今回作った仕組みでは、動きブロックの検知別に以下のパターンを作りました。
2.3 スイッチを使ってちょっと一工夫
スイッチを使うことで、1つの入力に対し、複数の出力を指定することができます。
今回はこのスイッチを使って、ボタンを押した時と振動を検知した時には、2通りの音声が交互に出るようにしました(冒頭のキャンバス全体図参照)。
3. ぬいぐるみにセット
ぬいぐるみにセットします。
MESHのブロックは小さいのがいいところです。
写真のようにクマのぬいぐるみのリボン部分と、飛行機の形をしたネームタグのネームを入れる部分にそれぞれ挟み込みました。
感想
いつも一緒に遊んでいるぬいぐるみをちょっとアレンジです。
ブーンといわせて飛行機を飛ばしたり、クマのぬいぐるみを転ばせたり、寝かせたりして反応を楽しめます。
MESHを使えば、使うおもちゃも音源もいくらでも入れ替え可能なところがすごい。
お気に入りのぬいぐるみ、車、電車など、ある程度の大きさであればなんでもブロックを取り付けて同じような仕組みを作れます。
音源も自分で好きなものを探してこれるので、組み合わせは無限大。
さくっと自分のオリジナルおもちゃを工作できちゃいます。
今回のように動きブロックで複数の入力を使い分ける場合、検知強度の調整に少々手間がかかりました。
MESHアプリ上では、振動や音声などの強度が視覚的にリアルタイムで確認できるようになっていますので、その機能を使いながら調整するのが一番やりやすかったです。
今回使ったのはこの中のボタンブロックと動きブロックでした。
参考図書
参考サイト