対象年齢6歳〜 (米国市場基準)
Renée Kurilla/Amulet Books/2022
あらすじ
アナとテスはふたりの女の子
ある日テスの元に『家に来て!』とアナから電話がかかってきます
テスが来ると、アナは『ミツバチのためにお花を植えよう!』とテスを連れ出しました
ハチが怖くて乗り気でないテスを引っ張って、ふたりはお庭に繰り出します
無事、お花の種を植えたふたりは、その場でウトウトと眠ってしまいました
...
アナとテスが種を植えたところに、どこからか小さな妖精がやってきます
妖精が呪文をかけると、種が芽を出し、成長し、ぶわっとお花が咲き乱れました
...
アナとテスが目を覚ましましたが、何やら変です
お花や虫がふたりよりずっと大きくなっています!
というより、ふたりが小さくなってしまったみたい!!
不安げなテスを強引に引っ張り、アナはあちこち探検を始めます
先ほどの妖精も加わり、アナは、テスをおいて妖精のお家へ入っていってしまいました
妖精のお家を楽しむアナ
しばらく楽しみましたが、テスのことが気になり、外に出ようと戻ります
ところが、入り組んだ妖精のお家で迷ってしまうアナ
ハリネズミやキツネ、クモに出会って絶体絶命のピンチ
もうだめだと思って目をつむると..
...
目を開けたアナは、明るい昼下がりのお庭に戻ってきていました
テスが『お花がひとつ咲いたよ!』とアナを呼んでいます
お花にきたミツバチをみて『思ったほど怖くないね』というテスに
アナは『すごい夢を見たから聞いて!!でもその前に、テスのやりたいことを聞かせてね』と話し、ふたりでお家に戻って行くのでした
感想
カラフルな色彩で細部まで描かれていて、明るく楽しい絵に引き込まれます。
内容はミツバチと受粉、妖精、お友達とのコミュニケーションなど、盛りだくさん。
コミック形式で、文章も短すぎず、長すぎず。少し英語を読めるようになってきた子に、自分で読んでごらんとお勧めしたい絵本でした。
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