クエン酸と重曹と塩でバスボムを作りました。
同じ材料を使い、おまけ実験も3種類楽しみました。
バスボム作り
完成イメージ
準備するもの
- 重曹
- クエン酸
- 食塩
- 水
- ラップ
- エッセンシャルオイル (オプション)
- 着色用の食紅やフードカラーリング (オプション)
アメリカでは、クエン酸は以下の商品を購入しました。
重曹は、どこでも売っているお料理用の重曹を使いました。
手順
作成手順は以下のサイトを参考にしました。
バスボム(発砲入浴剤)作りを成功させよう! – おもしろ!ふしぎ?実験隊
こちらのページでは重曹とクエン酸が完全に反応するよう、きちんと計算した量で書かれています。
以下に書いてある手順では、計量用おさじを使い少し大雑把な配合にしています。
1. 重曹、クエン酸、塩を混ぜ合わせます。
重曹: 小さじ3
クエン酸: 小さじ2
塩: 大さじ1
全体が均等になるようによく混ぜ合わせます。
2. スプレーで水をシューと1−2回吹きかけてから、よく混ぜ合わせます。
全体に水がかかるよう、底が平たい容器に粉を広げてやるとやり易いです。
見た目は少しボソボソでも、全体的に湿っていればOK!
3. エッセンシャルオイルとフードカラーリングを数滴加えて混ぜます。
4. ラップで包み、形を整えて完成です。
時間をかけて揉み込みすぎるとパラパラになってしまいます。
ぎゅっぎゅっとまとめる感じで、手短に形を整えます。
シリコン型などを使えばかわいい形のバスボムも作れます。
おまけ実験
クエン酸と重曹を使えば、他にもいろいろ面白い実験ができます。
手のひらで泡の発生
- 手のひらにクエン酸と重曹を少量ずつ取り、水を数滴垂らします。
手のひらでシュワシュワと反応し、少し冷たく感じます。
食用のクエン酸と重曹を使っていれば、舌の上にのせて反応させてもOK!
クエン酸の酸っぱ味が強いですが、どことなくクラシエの作るお菓子を思い出す味がします。
噴火実験
- 飲むヨーグルトなどを飲み終わった小さめのボトルに重曹を小さじ2とクエン酸を小さじ2入れます。
- そこに洗剤とフードカラーリングをそれぞれ数滴加えます。
- 水を大さじ4加え、様子を観察します。
クエン酸を入れるとモコモコと泡が出てきます。
ブワッと外に流れ出るので、タッパーなどの上でやるのがお勧めです。
2の手順で洗剤を入れないバージョンも作り、洗剤のあるなしで泡の特徴がどう変わるか観察するのも面白いです。
洗剤を入れたほうが、界面活性剤効果で壊れにくいもっこりした泡が出てきます。
気体発生でグローブを膨らませる実験
- コップに重曹を小さじ2と水を大さじ4入れて混ぜます。
- ゴムグローブの指一本にクエン酸を小さじ2入れます。
- クエン酸がこぼれないようにグローブをコップに被せ、完全に封ができたらゴムグローブをひっくり返してクエン酸を重曹水に入れます。
泡が発生して、出てきた気体 (二酸化炭素)がグローブを膨らませます。
かなり膨らむので、コップの口元は手で抑えておいた方が良いかも。
プクプクに膨らんで、小さい子から大きい子まで大受けの実験です。
終わりに
泡の実験は、見た目が派手で目に楽しい実験です。
幼児からでも混ぜる工程を楽しめますし、もう少し大き区なれば界面活性剤や化学反応への学びにつなげることもできます。
おまけ実験に載せた実験は、クエン酸の代わりにお酢でも代用できます。
お家にあるもので手軽に試せる実験ですので、是非試してみてください。
泡に関してもっと探究心を深めたい場合は、企業が紹介している泡の研究紹介ページがお勧めです。
例えば、花王のホームページでは石鹸の泡に関する研究開発ストーリが見つけられて、噛み砕いた説明が分かりやすく、意外な発見もあって面白いです。
最後に実験とは関係ないですが、クエン酸と塩と砂糖で、スポーツドリンクを作ることができます。
アメリカの生理食塩水の味が苦手な私は、この手作りスポーツドリンクをとっても重宝しています!