対象年齢2歳〜 (米国市場基準)
Ame Dyckman(著)/Dan Yaccarino(絵)/Alfred A. Knopf/2012
あらすじ
男の子が松ぼっくりを集めていると、そこへロボットがやってきました。
「やぁ。一緒に遊ぶかい?」と男の子
「アソブ!」とロボット
楽しく遊んでいた2人ですが、芝生の上を転がっているときにロボットのスイッチに石が当たり、ロボットは動かなくなってしまいました。
「どうしたの?具合が悪いの?」
ロボットは答えません。
「助けなきゃ!」
男の子はロボットを自分の家に連れてゆき、アップルソースを食べさせ、お話を読んであげて、ドアの側に布団をかけて寝かせてあげました。
「おやすみボット」
男の子も眠ります。
そこへ、男の子のお父さんとお母さんが部屋を覗きにきました。
ドアを開けた途端、偶然ロボットのスイッチをオンにします。
「ビーーー」
「ドウシタノ?コショウ?」
男の子は答えません。
「タスケナキャ!」
ロボットは男の子をラボに連れてゆき、耳にオイルをさして、操作マニュアルを読んであげて、スペア電源を持ってきました。
そこへロボットの発明者がやってきます。
「ストップ!それは男の子だよ!!」
その音で男の子が目覚めます。
「あ、ボット良くなったんだね!」
「ボウヤ!ナオッタンダネ!」
発明者が男の子をおうちまで送り届け、男の子とロボットはまた次の日も会う約束をして遊んだのでした。
感想
車一辺倒だった息子の興味も、3歳後半になると別のものに広がってきました。
ロボットもそのうちのひとつ。ドラえもんも大好きです。
この絵本は男の子とロボットが一緒に遊んで交流するおはなし。
相手が止まってしまった時の行動は、頓珍漢ではあるものの優しさを感じます。
耳にオイルをさされたらひとたまりもないですけれどね笑
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