対象年齢5歳〜 (米国市場基準)
Random House Books for Young Readers/2010 /
内容
内容は、モンスタートラックの写真と説明あれこれです。
アメリカらしいと言っては語弊がありますが、デカさ、パワー、見た目、どれもスケールの大きなモンスタートラックの魅力を余すことなく伝えてくれています。
モンスタートラックの誕生
モンスタートラックは、Bob Chandlerさんが自分の大好きなピックアップトラックを改造し始めたところから生まれました。
Bobさんは、ピックアップトラックのタイヤを大きなものに付け替え、パワーを上げるためにエンジンも付け替えました。
Bosさんが改造を続けた特大サイズの車Bigfootは、車ショーで人気を得て、そこから興行としてのモンスタートラックの発展が始まります。
モンスタートラックは何ができるか?
競技場内に置かれた中古車を踏み潰したり、名前やペイントでギラギラさせたり、高いジャンプをしたり、2輪走行したり、グルグル回ったり。
大きな車体を生かした技を見せたと思えば、かなり器用に動けることも分かります。
モンスタートラックの構造について
モンスタートラックは、全体で象一頭分もの重さになります。
車体はひとつのピースでできていて、ドアやヘッドライトも実はペイントで描かれた偽物!
ドライバーの座る部分は衝撃にも耐えられるよう特に安全に作られています。
床は透明になっていて、これはドライバーが下を見て道路と前方確認をできるためのものだそうです。
モンスタートラックが打ち出した記録
停止している飛行機の上を飛び越したり、バク転してみたり、一番背の高いモンスタートラックなど。
いろんな記録を紹介しています。
ショーまでの1日
ショー競技場までの移動方法、競技場作り、ショーでの見所など、モンスタートラックショーの流れを説明してくれています。
アメリカでいかにこのショーが人気か伝わってきます。
感想
アメリカに来て衝撃だったことのひとつが、子どもに人気の車のトップ3にモンスタートラックが入ることでした。
モンスタートラック?なぁにそれ?と言う感じでしたが、息子が最初に覚えた単語もMonster Truckと言っても過言でないくらい、子ども達には人気です。
Step into Reading レベル3のこの本は、文章は多めですがひねりはなく、馴染みのない表現に悩むことなく読めます。
何より、モンスタートラックの写真がいっぱい載っているので、それらを眺めるだけでも楽しい。
文章を読み始めた子にも、読めない子にもお勧めのモンスタートラック本です。(Amazon.comのChildren's Motor Sports Booksでは1、2を争う人気です。)
モンスタートラック誕生のきっかけや、ヘッドライトとドアがハリボテなど、初めて知ることもたくさんあり、親にも勉強になる本でした。
モンスタートラックお勧め動画
Blippiは、youtubeとアメリカのAmazon Primeで配信されている子ども向け動画です。
モンスタートラックについて、部位の説明やレース動画などたっぷり回。
Monster Trucks for Kids with Blippi – Educational Videos for Toddlers | Learn Colors
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