対象年齢4歳〜 (米国市場基準)
Peter Pearson(著)/Mircea Catusanu(絵)/HarperCollins/2019
内容
ダンプカーがとっても素敵なペットだということはみんな知ってるよね。
でも、ダンプカーをペットにするには責任感が必要なんだ。
お店で選ぶときは、君にぴったりの子をよーく選んで。
家に連れ帰ったら、お家を探検させてあげよう。
お腹が空いたら動けないからね。きちんとガソリンの朝ごはんをあげよう。
散歩に連れ出す前にはライセンスプレートをつけて。
サイズの合うリードも用意しておこう。
さぁ。散歩の時間だ。
リードを付けて、2〜300ブロックくらいは歩いてあげよう。
他のダンプカーや動物を見てクラクションを鳴らしすぎる子もいるからね。
そんなときは、しっかり”No!”と言おう。
ダンプカーがクラクションを止められたら、スナックをあげて褒めることも忘れないようにね。
散歩の途中には、工事現場やトラックラン、湖に連れてってあげるのもいい手だ。
遊んで帰ってきたら、しっかり洗って乾かして。
夜更かしさせないように。君もダンプカーも明日に備えてしっかり寝よう。
感想
ダンプカーをペットにしちゃうおはなしです。
まるで犬のようなのに、ご飯はガソリンだったり、プップーと鳴いたり、骨でなくレンチを加えてたり、確かにダンプカーです。
こんなダンプカーのペットがいたら、車好きは大喜びですね。
巻末には”犬かダンプカーか、どっちでしょうクイズ”が8問載せられています。
例えば以下のような問題。
”I love being outside. Yards are my favorite! Dog or dump truck?”
その答えは両方!
犬はyard (庭)に出て遊ぶのが好きだけど、yard (ヤード)はダンプカーが載せられる荷物の量を示す単位でもある (立方ヤードという体積の単位を使うそうです)から。
だそうです。
英語の勉強にもなって、クスッと笑える面白い問いかけばかりでした。
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