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頬杖日記

子どもと読んだ絵本、遊び、自分の勉強、そのほか面白い・便利と思ったものを書いています。ボストン在住。

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Harvard Extension School サマースクール 第6週目

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先週無事にサマースクールが終了しました。

復習の形になりますが6週目、7週目を不定期に出します。

 

耳から得る”ながら情報収集”のすすめ

日頃、日中の時間は家事や育児で大半が終わってしまいます。

 

そんな家事や育児の時間を有効にする道具としてお勧めされたのが、ワイヤレスイヤホンです。

 

その名の通りコードがないイヤホンですが、これがすごい便利。

ワイヤレスであれば、子どもと遊んで危ないこともなく、移動して途切れるという心配も、子どもが音や動画に気を削がれる心配もないです。

お値段も3000円程度からで、比較的お手軽に試せます。

Amazonでワイヤレスイヤホンを探す

 

身の周りでは、ラジオ、ポッドキャスト、Youtube、Audio Bookなど、たくさんの音源が手軽にアクセスできるようになっているので、好きなもの、興味のあるものをどんどん聞いて情報を得ることができます。

 

このサマースクール中も、ワイヤレスイヤホンにお世話になる生活を送りました。

 

まず、復習として授業録画を後から聞くことができます。

授業録画については以前こちらで書いています -> 復習に便利な過去の授業の録画リソース

 

そして今回は、自由テーマに選んだ任天堂について学ぶ時にも大活躍しました。

任天堂の歴史についてほとんど知識0の状態でしたがYoutubeに素晴らしい動画がいくつか上がっており、まずはこれらを聞くことで任天堂の歴史を全般的に学ぶことができました。

 

子どもと公園で遊びながら、片耳で音を聞く。

短調さや疲れも感じなくなるので、いつまでも遊んでいられる効果もありました。

 

 

Foundations of Business | Chapter 11のまとめとキーワード

教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。

 

Chapter 11: Building Customer Relationships Through Effective Marketing のまとめ

  • マーケティング (marketing)とは、顧客に対し価値 (value)を創造、伝達、提供し、組織とそのステークホルダーに利益をもたらす一連のプロセスである。
  • 顧客関係の管理 (customer relationship management: CRM) )は、購入行動のパターンを識別し、最も有益な顧客に焦点を合わせるようにする。
  • 顧客生涯価値(Customer lifetime value: CLV)とは、顧客と企業との関係の全スパンにおける購入頻度 (purchase frequency)平均購入額 (average value of purchases)ブランドの切り替えパターン (brand-switching patterns)の組み合わせで出す値。
  • マーケティングは、顧客が望む場所で製品を利用できるようにすることで「場の効用 (place utility)」を、顧客が望むときに製品を利用できるようにすることで「時間の効用 (time utility)」を、そして製品の所有権を買い手に移すことで「所有の効用 (possession utility)」を生み出す。
  • 市場 (market)は、消費者市場 (B to C)と企業間市場・産業市場 (B to B)に分類される。
  • マーケティング戦略 (marketing strategy)は、目的を達成するために組織の資源を最大限に活用するための計画である。
  • マーケティング戦略の開発には、ターゲット市場 (target market)を選択・分析し、ターゲット市場を満足させるマーケティングミックス (marketing mix)を作成・維持することが含まれる。
  • ターゲット市場は単一市場 (undifferentiated)市場のセグメント化 (market segmentation)のアプローチによって決められる。
  • マーケットセグメント (market segment)は、同様の特徴および必要性がある個人または組織のグループである。
  • マーケティングミックスの4つの要素は製品、価格、流通および宣伝である。
  • 単一市場向けに売る場合は、一種類のマーケティングミックスを作成する。
  • セグメント化した市場向けに売る場合は、セグメントごとにマーケティングミックスを変化させることが一般的。
  • マーケティング戦略に影響を与えうるマーケティング環境要因を認識することも必要。これらは一般的に操作不可である。
  • マーケティング環境を構成する外力は、経済的な力、社会文化的な力、政治的な力、競争的な力、法的な力、規制的な力、および技術的な力が含まれる。
  • マーケティングプラン (marketing Plan)は、組織の資源、目的、戦略および実施方法およびコントロール(評価)方法を記した文書のこと。
  • 市場測定 (market measurement)販売予測 (sales forecast)は、特定の市場セグメントにおける潜在的な販売可能性を推定し、製品の販売を予測するために使用される。
  • マーケティングリサーチ (marketing research)は、特定のマーケティング問題に関するデータを体系的に収集し、記録し、分析するプロセスのことで、収集されたマーケティング情報はマーケティング情報システム (marketing information system)によって管理される
  • 購買行動 (buying behavior)とは、製品の購入や使用に関わる人々の意思決定や行動から構成される。
  • 消費者の購買行動 (consumer buying behavior)とは、個人的または家庭での使用を目的とした製品の購入を指す。
  • ビジネスの購買行動 (business buying behavior)とは、生産者、再販業者、政府、機関などが製品を購入することである。
  • 消費者の購買決定プロセスは、問題の認識、情報の検索、代替品の評価、購入、購入後の評価の5つのステップで構成されており、このプロセスは状況的影響、心理的影響、社会的影響の3つの要因によって影響される。

 

その他キーワード

utility: 顧客のニーズを満足させられる製品やサービスの能力

form utilit:  生産プロセスを通して作られる製品

marketing concept: 顧客の必要性を満たす商品およびサービスを提供することで経営哲学会社の目的を達成させるという経営哲学

personal income: 個人所得

disposable income: 可処分所得

discretionary income: 裁量所得

 

 

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Harvard Extension School サマースクール 第5週目

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中間課題を無事提出し、束の間の開放感です。

 

Harvard Keyを使った文献取得方法 

課題に取り組む中で、参考文献を探す場合があります。

Web上の記事を引用する場合もありますが、一般的に論文を探した方が欲しい情報が重点的にまとめられており、引用元としてもWebに比べると信頼性が担保されています。

 

ところが、論文誌の多くは会員制・購買制の形式をとっており、読みたい文献にアクセスできないことが往々にしてあります。

このようなアクセス制限のある論文誌は、Harvard Keyを使って無料で取得することが可能です。

How to Use Your Harvard Key to Get Online Articles for Free

 

私は、上記のリンクで紹介されているGoogle Scholar (Google提供の学術書籍・論文検索サイト)とHarvard Keyを繋げる設定を入れました。

 

Try Harvard Library設定手順

1. Googleアカウントにログインした状態でGoogle Scholarを開き、"設定"から"図書館リンク(Library links)"を探してHarvardと入力します。

2. "Harvard University - Try Harvard Library"と出てきたらそのボックスをチェックし、設定を保存します。

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3. 上記設定後は、Google Scholarでキーワードを検索すると、右側に"Try Harvard Library"という選択が出てきますので、ここをクリックして論文にアクセスします。この際、最初だけHarvard Keyを使ったログインが求められます。

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様々な論文誌にアクセスできるのは大学所属中の特権ですので、Harvard Keyを手に入れたらじゃんじゃん使いましょう。

 

 

Foundations of Business | Chapter 8のまとめとキーワード

教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。

 

Chapter 8: Producing Quality Goods and Servicesのまとめ

  • オペレーションズマネジメント (Operations management)は商品やサービスを作り上げるために行う全ての管理業務を含む。
  • オペレーションズマネージメントには、生産過程の最適化であったり、自動化であったり、顧客のニーズとのマッチングであったり、品質の担保や向上など多岐に渡る活動が含まれる。
  • ビジネスは資源 (人、原料、資金、情報)をモノやサービスに変え、人々にユーティリティー (utility)を提供する。ユーティリティーとは人々のニーズを満足させるモノやサービス。
  • 今日は、アメリカ労働人口の86%がサービス産業に従事している。
  • サービス産業では、ターゲットになる顧客と、その顧客のニーズを見極めるところからプランニングが始まる。
  • オペレーションズマネージメントは一般的に研究と開発 (research and development: R&D)から始まる。R&Dからのアウトプットは全く新しい製品を作ったり、既存の製品を拡張したりする。
  • R&Dの活動は、基礎研究 (basic research)(新しい知識の発見を目的とする)、応用研究 (applied research)(使用用途を意図した新しい知識の発見を目的とする)、および開発と実装(development and implementation) (既存の技術や知識を用いて商品やサービスを作る)に分類される。
  • 生産計画には大きく分けて、設計計画 (design planning)用地選定・設備計画 (site selection・facilities planning)運用計画 (operational planning)の3つのフェーズがある。
  • まず設計計画では、製品ライン (product line)、必要な生産能力 (capacity)、テクノロジーの利用に関する事柄を明確にする。
  • その後、用地選定・設備計画の段階で生産設備、人材、工場レイアウトなどを検討する。
  • 運用計画は、生産設備と資源、それぞれの利用を中心に検討する。運用計画のステップには、以下のようなものがある。

 - 運用期間 (planning horizon)の設定
 - 市場需要の予測
 - 市場需要と生産能力の比較
 - 需要に応じて製品やサービスの生産を調整する

  • オペレーションズコントロール (Operations Control)の主な内容は、購買 (purchasing)在庫管理 (inventory control)スケジューリング (scheduling)品質管理 (quality control)である。
  • 購買には、サプライヤー (suppliers)の選定が含まれ、サプライヤーの選択は、価格、品質、信頼性、信用条件、出荷コストなどの要素を総合的に判断した上で選ぶ必要がある。
  • 在庫管理では、原材料、製造途中製品、完成品の在庫を管理し、総在庫コストを最小化する。
  • スケジューリングは、材料および他の資源が適切なタイミングで適切な場所にあるように調整する。
  • 品質管理は、製品やサービスが設計仕様に沿って生産されることを保証する。
  • 生産性 (productivity)とは、労働者一人当たりの時間当たりの生産量の平均レベルである。
  • 自動化 (automation)は、工場での作業効率を大きく向上させ、最近ではロボティクス (robotics)を使用する産業が増えている。
  • コンピュータ支援設計 (computer-aided design; CAD)コンピュータ支援製造(computer-aided manufacturing; CAM)、およびコンピュータ統合製造 (computer-integrated manufacturing; CIM)は、コンピュータを使用して製品の設計と製造を支援するツール。
  • フレキシブル製造システム(flexible manufacturing system; FMS)は、プログラム制御可能な電子機械を用い、製品ごとに大規模に設備機器を組み替える労力を減らすことで、従来の組立ラインよりも効率的に小ロットの製品の生産を可能にする。

 

その他キーワード

reshoring: USの製造業が製造業務をアメリカへ戻すこと

mass production: 同じ、または似た製品を長期的に多量生産して必要経費を減らす生産プロセス

analytical process: 原料を別々の製品へ分けるプロセス

synthetic process: 原料や材料を組み合わせて、一つの製品を作るプロセス

service economy: 製品よりもサービス業への投資が高い状態の経済

product design: 製品の仕様を決めていくプロセス

labor-intensive technology: 人による労働が多い生産体制

capital-intensive technology: 機械や道具による労働が多い生産体制

materials requirements planning (MRP): 商品生産と在庫管理を合わせて管理するコンピュータシステム

just-in-time inventory (JIT) system: 原料やパーツを必要なときに配達することで在庫管理費を抑える仕組み

quality circle: 製品の品質に関する問題を解決するためにできるチーム

inspection: 商品の品質を検査すること

six Sigma: 統計データや最新の技術を使って不良品を抑えるアプローチ

International Organization for Standardization (ISO): 160以上の国家が参加し、共通の製品の品質基準を定めている

lean manufacturing: 全体の製品プロセスの中で、不要な手順などの無駄を排除するという概念

robotics: プログラム可能な機械

continuous process: 同じ製品を長期間生産するプロセス

intermittent process: 会社の機械類を作り替えて別商品の生産をまわすプロセス

 

 

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Harvard Extension School サマースクール 第4週目

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引き続き、Harvard Extension School関連の話題です。

 

課題について

HESのコースの多くは毎週課題があり、成績のおおよそ20−50パーセントが課題の出来で採点されます。

 

今のコースでは、指定のケースに対し毎回800 words前後のエッセイを書いています。

エッセイを書く上でお世話になっているのが、翻訳ツールのDeepLと、英文法をチェックしてくれるGrammarlyです。

 

私の場合、最初はベース英語・時々日本語で一気に文章を書いていきます。

最後まで書けたら、DeepLも使いながら日本語で書いていた部分をしっくりくる英語表現に直しています。

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全体が書けたら、次はGrammaryでスペルや文法のミスをチェックします。

Grammaryを使うと、入力した文章内の文法的な間違えを修正案ととも提示してくれ、その場で修正できるのでとても便利です。

www.grammarly.com

 

テクノロジーの力も借りて完成した課題は (本当に便利な時代!)、教授に指示された方法で提出します。

提出時にもう一点心掛けている点として、提出物のファイル名とヘッダー部分に、コース番号、課題名、提出者名など、どの課題か区別しやすい情報を書くようにしています。

あまり指示されることがない部分ですが、数十人の課題を採点する教授やTAさんに対し、最低限の礼儀と、きちんと見てもらうようのアピールです。

とても簡単なことですが、やるとやらないでは結構大きな差と考えています。

 

自分の満足ゆくまで仕上げられる課題は、英語や発言が苦手な人にとってチャンスの場です!

 

 

Foundations of Business | Chapter 9のまとめとキーワード

教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。

 

Chapter 9: Attracting and Retaining the Best Employeesのまとめ

  • ヒューマンリソースマネージメント (HRM)とは、組織の人材の獲得、維持、育成に関わる一連の活動のこと。
  • HRMの責任は、専門スタッフとラインマネージャーが担っており、具体的な活動として人事計画、仕事の分析、リクルーティング、選考、オリエンテーション (orientation)、報酬、福利厚生 (benefits)、トレーニング、およびパフォーマンス評価。
  • 人事計画 (human resources planning)をするにあたり、組織内の需要と、それに対する供給を予測して計画を立てる、人事計画にはリクルーティングだけでなく、レイオフや自主退職なども含む。
  • 文化的多様性 (cultural diversity)とは、人種 (race)民族 (ethnicity)性別 (gender)による違いを指す。
  • 適切な指導と管理があれば、文化的多様性のある組織は競争上優位になる。
  • 職務分析 (job analysis)は、企業内の各職務の業務内容と業務資格を明確にする。
  • 業務内容 (job description)はその職務の仕事内容を列挙したもの。
  • 業務資格 (job specification)はその職務を遂行するために求められる能力を列挙したもの。
  • 職務分析の内容は、報酬 (compensation)の決定や、リクルーティングの基礎資料として機能する。
  • リクルーティング (recruitment)は、求職者を集めるプロセスである。
  • 選考プロセスでは、応募書類 (applications)、履歴書 (résumés)、テスト (test)、面接 (interviews)、推薦状 (references)、評価センター(assessment centers)、時にはSNSが参照される。
  • 賃金調査 (wage surveys)や職務分析は、従業員の企業の一般的な賃金レベル (wage level)、企業内の賃金構造 (wage structure)、および個々人の賃金を決定する上で必要。
  • トレーニング (employee-training and management-development)は従業員の企業への貢献力を高める。
  • トレーニングは費用もかかるので、ニーズを分析した上で方法を選択し、定期的に有効性の検証もするべき。
  • 業績評価 (performance appraisal/evaluation)は、従業員に業績のフィードバックをする。
  • 客観的評価 (objective appraisal)は、生産高の単位・売上高の単位・不良品の数など測量可能な指標を基に評価する。
  • 判断的評価 (judgmental appraisal)は、マネージャーが従業員のパフォーマンスを評価する。従業員をランキング付けしたり、1-5の点数をつけるレイティングがよく使われる。客観的評価より多く使われている傾向がある。
  • 業績評価は、文化的多様性による差別を受けてはならない。
  • 人事管理に影響を与える主要な法律↓

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その他キーワード

replacement chart: 組織内の重職メンバーと、その人に代替可能なメンバーの一覧表

skills inventory: 全従業員のスキルと経験を蓄積した統合データ

external recruiting: 組織外からリクルーティングする

internal recruiting: 組織内からリクルーティングする

compensation system: 報酬システム

job evaluation: 組織内において、各職務の相対的価値を定める

comparable worth: 同程度のスキルや知識を必要とする職務に対しては、同程度の報酬を与えるというコンセプト

hourly wage: 働いた時間に対して支払われる給料

salary: 働いた期間に対して支払われる給料 (残業を除き、期間内の実労働時間は問わない)

commission: 売上高の一定のパーセンテージを受け取る形の報酬制度

incentive payment: 給与やコミッション以外に支払われる報酬

lump-sum salary increase: 昇給の全額を一括で受け取ること

profit-sharing: 会社の利益を従業員に配布する報酬制度

employee benefit: 福利厚生

flexible benefit plan: 一定の金額やポイントを受け取り、好きな物やサービスと交換できるシステム。

 

 

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Harvard Extension School サマースクール 第3週目

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引き続き、Harvard Extension School関連の話題です。

 

授業内の発言

オンライン授業でも、授業中は発言をするよう促されます。

 

成績評価でも"Class Attendance"の一部として発言することが求められているので、あまりに無言だとこの部分の評価を落としてしまう可能性もあります。

 

そのため、私も一度は言葉を発するようにしています。

 

個人的に、オンラインの授業の方が発言しやすいです。理由として、

  • 発言前に手元で準備がしやすい。
  • 一人ずつ話すので、横入りがない。
  • 挙手機能を使えば、発言のタイミングを図ったり、手を挙げ続ける煩わしさがない。

あたりが挙げられるかなと。

 

周りの受講者に比べると、明らかに劣るスピーキング力。 

いまだに授業終了直後は「あぁ。うまく言えなかったなぁ。」と落ち込むのが常ですが、恥や反省は次への原動力にもなると思えば、発言してなんぼです。

発言前には毎回心の前で

「話さないのはもっと恥」

「うまく話そうとゴチャゴチャ話して伝わらないよりは、シンプルに伝わる英語を」

「誰も自分に注目していないし、覚えていない!」

 と唱えて奮い立たせながら発言しています笑

 

 

Foundations of Business | Chapter 10のまとめとキーワード

教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。

 

Chapter 10: Motivating and Satisfying Employees and Teamsのまとめ

  • モチベーション (motivation)とは、活動に動機を持たせ、方向性を示し、持続させる内向的な力である。
  • モチベーション、モラル (morale)、仕事への満足度は互いに強く関連している。
  • 従業員のモチベーションを高めるための初期のアプローチに、フレデリック・テイラー (Frederick W. Taylor)の「科学的経営 (scientific management)」がある。
  • テイラーは、従業員はお金を得るために働くという前提のもと、生産する単位ごとに一定の金額を支払う「出来高制 (piece-rate system)」を導入した。
  • エルトン・メイヨー (Elton Mayo)はウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場での実験を通して、生産性に対し職場環境が与える影響を調べた。結果、職場の物理的な要因よりも人的要因が生産性に影響を与えることを示した。
  • マズローの欲求5段階説 (Maslow’s hierarchy of needs)は、人々がモチベートされる欲求を5段階で分けて示した。
  • その欲求とは、最も基本的なもの(最下層)から順に生理的欲求 (physiological)、安全性 (safety)、社会性 (social)、自尊心 (esteem)、そして自己実現 (self-actualization)の5つで、人々は最下層から順に欲求を満たすように動機付けされる。

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  • フレデリック・ヘルツバーグ (Frederick Herzberg)は仕事の満足度と非満足度はそれぞれ異なる因子によって影響されることを提唱した (motivation–hygiene theory)
  • モチベーションファクター (motivation factors)は仕事への満足度に影響を与えるが、それらがないことによって非満足度が上がるわけではない。逆にハイジーンファクター (hygiene factors)は仕事への非満足度に影響を与えるが、満足度には影響を与えない。

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  • ダグラス・マクレガー (Douglas McGregor)は理論X (Theory X)理論X (Theory Y)の概念を提唱した。これらは、労働者の行動に関する経営者の態度や信念の根底にある対立する仮定のセットを表す。
  • 理論Xは、従業員は働くことは好きでないという前提に立っており、管理された状態が最も生産性が高いとする。この理論は基本的にテイラーの提唱する理論と一致している。
  • 理論Yは、人と人の関係性が重要とし、従業員は組織の責任あるメンバーとして動くときに動機づけられるとしている。

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  • ウィリアム・オオウチ (William Ouchi)はアメリカと日本の運営システムを比較し、両者を混ぜ合わせたシステムがアメリカのビジネスで有利と提唱し、これを理論Zと呼んだ。

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  • 近代的な3つのモチベーション要素としては、一般的に以下3つが挙げられる。

- 公平理論 (Equity theory): 周りと比べ、公平な評価をされているか。
- Expectancy理論 (Expectancy theory): 理想に対し、どれくらいそれを実現できそうか。
- (Goal-setting theory): 従業員と上司で設定した目標に対し、どれほど達成できたか。

  • 目的別管理 (Management by objectives, MBO)は、上司と部下で設定した目標を通してモチベーションを高める手法。
  • ジョブ・エンリッチメント (Job enrichment)は、仕事の種類を増やしたり、責任や制御権限を与えてモチベーションを高めること。
  • ジョブ・エンラージメント (Job enlargement)は、仕事範囲の拡大とタスクの追加を通してモチベーションを高める、ジョブ・エンリッチメントの一部。
  • ジョブ・リデザイン (Job redesign)は、仕事と従業員の適合性を改善するために仕事のやり方や内容を再構築する方法。ジョブ・エンリッチメントの一部。
  • 強化理論 (Reinforcement theory)は、人々が良い結果に繋がる行動は繰り返し、不利益になる行動を避けるという考えに基づいている。
  • 行動変容 (Behavior modification)は強化理論を使い、従業員に望ましい行動を促す。
  • 生産性や質の向上に対して報酬を与えることは、強化理論的に働くと同時に、従業員のモチベーションも高める。
  • フレックスタイム (flextime)などを導入し、労働時間に柔軟性を持たせることは、モチベーションと仕事への満足度の工場につながる。
  • フレックスタイム以外にも、以下のような仕事のやり方が取り入れられている。

- コンプレストワークウィーク (compressed workweek): 例えば、1週間分の労働を4日間でこなし、1日は休日とできる制度。
- パートタイム勤務 (part-time work): 標準の時間よりも短い時間で働くパーマネント雇用制度。
- ジョブシェアリング (job sharing): 2人の人々が1つのフルタイムのポジションを共有する制度
- 在宅勤務 (telecommuting): 従業員が仕事の週のすべてまたは一部のために自宅で仕事をすることができる制度。

  • 従業員のエンパワーメント (employee empowerment)とは、従業員による意思決定の権限を高め、その人の仕事への関与を高めること。
  • 多くの企業が、従業員の生産性を高めるために、チームを活用している。ビジネス組織においてチームとは、共通の目標や目的を達成するために、1つのユニットとして機能するグループのことである。

問題解決チーム (problem-solving team): 特定の問題に対応するために知識豊富な従業員が集められたチーム。
自己管理型チーム (self-managed team): 自分自身を管理する権限とスキルを持つ従業員のチーム。
クロスファンクショナルチーム (cross-functional team): 異なる分野のスキルを持った従業員が集まったチーム。
バーチャルチーム (virtual team): 地理的に分散したメンバーで構成され、オンラインでコミュニケーションをとるチーム。

 

その他キーワード

ESOP (employee stock ownership plans): 従業員持株プラン

 

 

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Harvard Extension School サマースクール 第2週目

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引き続き、Harvard Extension School関連の話題です。

 

Harvard Extension School 受講者達のバックグラウンド

今回は、Harvard Extension School (HES)ではどのような方が受講されているか紹介したいと思います。

 

まず、受講している方の所在地について。

一番多いのはやはりアメリカ国内からで、90%前後は占めている感覚です。

そのほか、カナダ、インド、ケニア、サウジアラビア、中国など、アメリカ国外からの受講者の方が少数ながら一定数います。

ただし、出身国となると、もっとたくさんの国の名前が出てきて、半数くらいはアメリカ国外の出身の方のイメージです。

 

次に職業ですが、基本的に皆さん働きながら授業を取得されています。

今のところビジネス系の授業に出ているので、一緒に受講している方の職業はコンサルから銀行まで多岐に渡っています。

また、ハーバード大学関連の仕事をされている方も多いです。

ハーバード大学の従業員であれば、Tuition Assistance Program (TAP)というものが利用でき、かなり安い金額で授業を受けることができるようです。

そのため、ハーバード大学で事務などの仕事をしながら学位を取得する方が結構います。

 

そんな方々の英語レベルですが、アメリカに住んで仕事されている方はもちろん、国外から出ている方も不自由なく英語で議論しています。

 

私自身は、現在無職で、英語もやっと基準点を満たしたレベル。。

授業を受ける前までは、同様な境遇の人もそこそこいるのではと淡く期待していたのですが、その期待は的外れでした笑

働きながらも大学の授業をとってキャリアを積んでいる方の多さに驚くとともに、そういう世界を知れたことは本当によかったです。

次回は授業内での発言について書きたいと思います。

 

 

Foundations of Business | Chapter 7のまとめとキーワード

教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。

 

Chapter 7: Creatign a Flexible Organizationのまとめ

  • 組織 (organization)とは、2人以上の人が同じゴールを目指し一緒に働くグループ。組織内のメンバーの関係は組織図 (organization chart)を使って説明される。
  • job designdepartmentalizationdelegationspan of managementchain of commandの5つの要素が組織の構造を決定づける。
  • ジョブデザイン (job design)とは、生産性、会社の目標、従業員の満足度を高めるため、必要な活動・仕事を体系化すること。
  • 仕事内容の専門化 (job specialization)は組織内の活動を分割し、活動ごとに別の人をアサインすること。
  • 専門性を高め過ぎてしまうと、従業員が退屈に感じ、満足度の低下につながる。解決策のひとつにジョブローテーション (job rotation)がある。
  • 部門化 (departmentalization)とは、組織内の仕事・人をマネージメント可能な単位に分けることである。典型的な部門分けには、機能別、商品別、所在地別、顧客別といったものがある。
  • 部門の分け方についてはそれぞれに利点があるので、大きな組織になると機能別と顧客別など、複数の部門の分け方を採用している。
  • 委任 (delegation)はマネージャーの仕事の一部を他のメンバーに任せることで、次の3つのステップを含む。(1)責任の割り当て (assigning responsibility)(2)権限の付与 (granting authority)(3)説明責任の付与 (assigning accountability)
  • decentralized firmは可能な限り多くの権力を分散している会社で、centralized firmは権力を集中させている会社。
  • 指揮系統 (chain of command)とは、組織の最上層から最下層までの権限系統のこと。組織の構造によって長くも短くもなる。
  • スパン・オブ・マネージメント (span of management)とはマネージャーに直属する従業員数の幅のこと。スパンは一般的に広いか (wide)、狭いか (narrow)で特徴付けられ、スパンが広いとフラットな会社、スパンが狭いと経営層が多い会社になる。スパン・オブ・コントロール (span of control)とも言う。
  • 組織構造には4つの基礎的な形態がある↓。
  • ライン構造 (line structure)は最もシンプルな構造で、指揮命令系統 (chain of command)が管理職のレベルを経て人から人へ降りていく構造。
  • ライン・スタッフ構造 (line-and-staff structure)はライン構造に似ているが、スタッフマネージャーという専門知識を備えたメンバーが、ライン・マネージャーの判断をサポートする。
  • ライン構造は小規模な組織に、ライン・スタッフ構造は中、大規模の組織で効果を発揮する。
  • マトリックス構造 (matrix structure)では、従業員は、自分の直属の上司、およびプロジェクト配属後のプロジェクト・マネージャーがリポート先になる。
  • ネットワーク構造 (network structure)は、管理的な仕事が主な機能であり、技術、生産、マーケティング、財務などの他の機能は他の組織に委託されている。中心となるリーダーに頼るよりも、チームとして一緒に働くような形になる。
  • 企業文化 (corporate culture)は対内的にも対外的にも影響を及ぼす。対内的には従業員の考え方や行動に影響をし、対外的には一般の方の組織に対する印象を形成する。
  • 例えば、信頼の文化を高めることは、対内的には成長、利益、生産性、仕事の満足度を高め、優秀な従業員を維持す。対外的には顧客との契約が継続され、新たな市場を開拓することにつながる可能性がある。
  • 委員会 (committees)タスクフォース (task forces)は、組織構造を改善するために使用される。
  • 委員会は特定の目的を達成するために設置され、タスクフォースは重大な問題や係争中の決定を調査するために作成される。
  • 組織と関係なく非公式にできるグループ (informal groups)では組織内の構造とは無関係に、重要な情報もゴシップも迅速に伝達される。マネージャーはそのようなつながりを無視したり消滅させるのではなく、あることを認識したうえで対応することが必要。

 

その他キーワード

responsibility: これから何かをする責任

authority: 権限・権威

accountability: 結果に対する責任

organizational height: 組織構造の階層の数

cross-functional team: 各分野のスペシャリストが集まったチーム、プロジェクトチーム

ad hoc committee: 期間限定の委員会

standing committee: 永続的な委員会

grapevine: 組織内の非公式なネットワーク、うわさ話の広まる経路なども含む

 

 

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