引き続き、Harvard Extension School関連の話題です。
課題について
HESのコースの多くは毎週課題があり、成績のおおよそ20−50パーセントが課題の出来で採点されます。
今のコースでは、指定のケースに対し毎回800 words前後のエッセイを書いています。
エッセイを書く上でお世話になっているのが、翻訳ツールのDeepLと、英文法をチェックしてくれるGrammarlyです。
私の場合、最初はベース英語・時々日本語で一気に文章を書いていきます。
最後まで書けたら、DeepLも使いながら日本語で書いていた部分をしっくりくる英語表現に直しています。
全体が書けたら、次はGrammaryでスペルや文法のミスをチェックします。
Grammaryを使うと、入力した文章内の文法的な間違えを修正案ととも提示してくれ、その場で修正できるのでとても便利です。
テクノロジーの力も借りて完成した課題は (本当に便利な時代!)、教授に指示された方法で提出します。
提出時にもう一点心掛けている点として、提出物のファイル名とヘッダー部分に、コース番号、課題名、提出者名など、どの課題か区別しやすい情報を書くようにしています。
あまり指示されることがない部分ですが、数十人の課題を採点する教授やTAさんに対し、最低限の礼儀と、きちんと見てもらうようのアピールです。
とても簡単なことですが、やるとやらないでは結構大きな差と考えています。
自分の満足ゆくまで仕上げられる課題は、英語や発言が苦手な人にとってチャンスの場です!
Foundations of Business | Chapter 9のまとめとキーワード
教科書 Foundations of Businessを読んで予習したチャプターのまとめとキーワード。
Chapter 9: Attracting and Retaining the Best Employeesのまとめ
- ヒューマンリソースマネージメント (HRM)とは、組織の人材の獲得、維持、育成に関わる一連の活動のこと。
- HRMの責任は、専門スタッフとラインマネージャーが担っており、具体的な活動として人事計画、仕事の分析、リクルーティング、選考、オリエンテーション (orientation)、報酬、福利厚生 (benefits)、トレーニング、およびパフォーマンス評価。
- 人事計画 (human resources planning)をするにあたり、組織内の需要と、それに対する供給を予測して計画を立てる、人事計画にはリクルーティングだけでなく、レイオフや自主退職なども含む。
- 文化的多様性 (cultural diversity)とは、人種 (race)、民族 (ethnicity)、性別 (gender)による違いを指す。
- 適切な指導と管理があれば、文化的多様性のある組織は競争上優位になる。
- 職務分析 (job analysis)は、企業内の各職務の業務内容と業務資格を明確にする。
- 業務内容 (job description)はその職務の仕事内容を列挙したもの。
- 業務資格 (job specification)はその職務を遂行するために求められる能力を列挙したもの。
- 職務分析の内容は、報酬 (compensation)の決定や、リクルーティングの基礎資料として機能する。
- リクルーティング (recruitment)は、求職者を集めるプロセスである。
- 選考プロセスでは、応募書類 (applications)、履歴書 (résumés)、テスト (test)、面接 (interviews)、推薦状 (references)、評価センター(assessment centers)、時にはSNSが参照される。
- 賃金調査 (wage surveys)や職務分析は、従業員の企業の一般的な賃金レベル (wage level)、企業内の賃金構造 (wage structure)、および個々人の賃金を決定する上で必要。
- トレーニング (employee-training and management-development)は従業員の企業への貢献力を高める。
- トレーニングは費用もかかるので、ニーズを分析した上で方法を選択し、定期的に有効性の検証もするべき。
- 業績評価 (performance appraisal/evaluation)は、従業員に業績のフィードバックをする。
- 客観的評価 (objective appraisal)は、生産高の単位・売上高の単位・不良品の数など測量可能な指標を基に評価する。
- 判断的評価 (judgmental appraisal)は、マネージャーが従業員のパフォーマンスを評価する。従業員をランキング付けしたり、1-5の点数をつけるレイティングがよく使われる。客観的評価より多く使われている傾向がある。
- 業績評価は、文化的多様性による差別を受けてはならない。
- 人事管理に影響を与える主要な法律↓
その他キーワード
replacement chart: 組織内の重職メンバーと、その人に代替可能なメンバーの一覧表
skills inventory: 全従業員のスキルと経験を蓄積した統合データ
external recruiting: 組織外からリクルーティングする
internal recruiting: 組織内からリクルーティングする
compensation system: 報酬システム
job evaluation: 組織内において、各職務の相対的価値を定める
comparable worth: 同程度のスキルや知識を必要とする職務に対しては、同程度の報酬を与えるというコンセプト
hourly wage: 働いた時間に対して支払われる給料
salary: 働いた期間に対して支払われる給料 (残業を除き、期間内の実労働時間は問わない)
commission: 売上高の一定のパーセンテージを受け取る形の報酬制度
incentive payment: 給与やコミッション以外に支払われる報酬
lump-sum salary increase: 昇給の全額を一括で受け取ること
profit-sharing: 会社の利益を従業員に配布する報酬制度
employee benefit: 福利厚生
flexible benefit plan: 一定の金額やポイントを受け取り、好きな物やサービスと交換できるシステム。
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