対象年齢2歳〜 (米国市場基準)
Eric Carle/World of Eric Carle/2004
あらすじ
タツノオトシゴのお父さんとお母さんがゆらゆらと泳いでいます
「そろそろ卵を産む時期だわ」
「僕が手伝うよ しっかり面倒を見るからね」
タツノオトシゴのお母さんはお父さんのお腹の袋に卵を産みました
タツノオトシゴのお父さんが卵を抱いてゆらゆら泳いでいると
いろんな魚たちに出逢います
葦に隠れたヘラヤガラ
巣で卵を守っているトゲウオのお父さん
珊瑚に隠れたミノカサゴ
口に卵をいっぱいに入れたティラピアのお父さん
海藻に隠れたコノハウオ
頭に卵をかけたコモリウオのお父さん
岩裏に隠れたオコゼ
お腹に卵をつけたパイプフィッシュのお父さん
産まれた子どもたちの世話をしているブルヘッドのお父さん
さぁ、タツノオトシゴの子どもたちが卵から産まれる時がやってきました
お父さんが身体をひねってゆらして、、
ほら、子どもたちがお腹の袋から出てきま
赤ちゃんが1匹、お腹の中に戻ろうと泳いできます
「あ、だめだよ これかからは自分で泳がなきゃ」
とお父さん
たくさんのタツノオトシゴの赤ちゃんたちが、お父さんの元を離れて泳ぎだしました
感想
お父さんが卵のお世話をするお魚や、環境にあわせて擬態するお魚。
この絵本ではそんなお魚たちと出会うことができます。
擬態しているお魚は、背景が描かれた透明シートの裏に隠れるようになっていて擬態の様子がわかり面白いです。
個人的には(擬態無視で)カラフルに描かれたタツノオトシゴの絵が好きでした。
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