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頬杖日記

子どもと読んだ絵本、遊び、自分の勉強、そのほか面白い・便利と思ったものを書いています。ボストン在住。

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【英語絵本】Stop that Heist! (LEGO City: Detective Chase McCain)

英語絵本 Stop that Heist! (LEGO City: Detective Chase McCain) by Trey King & Kenny Kiernan

対象年齢4歳〜 (米国市場基準)

Trey King(著)/Kenny Kiernan(絵)/ Scholastic Inc./2015

絵本紹介記事一覧はこちら

 

あらすじ

今日はレゴシティ美術館でコスチュームパーティ。

みんないろんなコスチュームで変装しています。

 

このパーティーに紛れて泥棒達やってくるに違いないと考えたチェイス・マケイン刑事も、参加者に混じってパーティーに参加しています。

 

チェイス刑事の予想通り、泥棒4人組が参加者に紛れ込み、まんまとブルーダイヤモンドを盗んで行きました!

 

途中までバレずにいた泥棒達ですが、1人が誤って警報を鳴らしてしまい、泥棒達 vs チェイス・マケイン刑事の逃走劇の始まりです。

 

チェイス・マケイン刑事にはSWAT部隊も応援について泥棒達を追い詰めます。

 

無事に泥棒達を確保し、美術品を守った刑事達は、今日もまたレゴシティの平和を守ったのでした。

 

 

感想

レゴシティシリーズの絵本です。

表紙は写真ですが、中身はイラストで書かれています。

コスチュームパーティーが開かれるこのお話では、色々な格好のミニフィグが描かれている点が魅力的です。

このシリーズ、Kindleでしたら日本では300円程度、アメリカなら2ドルとお手軽価格で試せるのが良いところでした。

Stop That Heist! (Lego City: Detective Chase McCain)

Stop That Heist! (Lego City: Detective Chase McCain)

  • 作者:King, Trey
  • 発売日: 2013/02/01
  • メディア: ペーパーバック
 

 

 

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歌って楽しめる英語絵本まとめ

歌に合わせて読んでみよう

絵本の中には、有名な英語の童謡を絵本にしたり、メロディーはそのままでパロディのおはなしを絵本にしたものがあります。

この記事では、今まで読んだ絵本の中から、そのような歌って楽しめる絵本をまとめました。

 

My First Mother Goose

英語の童謡といえばこれ。マザーグースです。

マザーグースは英米で広く親しまれている童話や童謡の総称です。

日本で言う昔話のようにたくさんの童謡や童話があり、そのうちの12話がこの本で載せられています。

こちらの記事からは各童謡へのYoutubeをご覧いただけます。

ecubic.hatenablog.com

 

Motor Goose: Rhymes that Go!

マザーグースならぬ、モーターグースです!

マザーグースの童謡を、全て乗り物の替え歌に作り替えています。

掲載されている童謡は全23曲!

メリーさんのひつじ、アルプス一万尺、きらきら星、ロンドン橋が落ちるなど、馴染みのある音楽もたくさん入っています。

こちらの記事から各楽曲へのYoutubeリンクを貼っています。

ecubic.hatenablog.com

 

The Wheels on the Truck

子どもたちが大好きなThe Wheels on the Busのトラックバージョンです。

この音楽はオノマトペがたくさん入っていて、1、2歳くらいからでも楽しめます。

リズムも覚えやすく、アメリカに来た息子が一番最初に覚えた歌でもありました。

ecubic.hatenablog.com


Wheels on the Bus Nursery Rhyme Children's Song | Patty Shukla

 

 

Five Little Monkeys Jumping on the Bed

英語の童謡、Five Little Monkeys Jumping on the Bedの絵本です。

フレーズがゆっくりで簡単な単語ばかりなので、比較的覚えやすい音楽です。

5匹のおさる達が、寝る前のベッドで飛び跳ね落っこちての愉快な音楽です。

子ども達は、音楽に合わせて飛び跳ねたり頭をぶつける真似をしたりと身体を動かして楽しむこともできます。

ecubic.hatenablog.com


Five Little Monkeys - TOP 15 Songs for Kids on YouTube

 

 

Old MacDonald Had A Truck

英語の童謡として日本でも有名なマクドナルドじいさんの替え歌本です。

替え歌ではいろんな種類のトラックが登場します。

絵本の中にもいろんなトラックや動物が現れ、絵を楽しむもよし。歌に挑戦してもよし。の絵本です。

ecubic.hatenablog.com


Old MacDonald had a Truck Read (sing) aloud

 

 

聞き流しているだけではなかなか歌えない英語の歌も、数回だけ文字や絵を追えば意外とあっという間に口ずさめるようになりします。

絵本を楽しみつつ、いつの間にか親子一緒に英語の童謡を歌えるようになる歌の絵本は、特に英語絵本を読みはじめたばかりだったり、いまいち英語絵本に馴染めないなぁという場合におすすめです。

【英語絵本】The Good Egg

英語絵本 The Good Egg by  Jory John & Pete Oswald

対象年齢4歳〜 (米国市場基準)

Jory John(著)/Pete Oswald(絵)/HarperCollins/2019

絵本紹介記事一覧はこちら

 

あらすじ

やぁ!今、この猫ちゃんを助けたところ。

なぜかって?僕はいい子の卵だから!

 

僕はたくさんいいことをするんだよ。

買い物袋を持ってあげたり、植物に水をあげたり、車のタイヤを交換したり、家のペンキ塗りを手伝ったり。

助けが必要なら、いつでも助けるよ。

 

僕は生まれた時からこんな感じ。他の11個の卵と一緒に卵ケースに入っていた。

 

他の卵はお世辞にもいい子とは言えなかった。

夜更かしするし、甘いシリアルばかり食べている。

喚いたり、意味もなく泣き出したり、わざとものを壊したり。

 

僕は、どうにか彼らの悪い行動ををやめさせて、平和を保とうとしんだけど。。

全然うまくいかなかった。

 

ある時ついに、ストレスで頭の部分にヒビが入っちゃって、みんなのところから離れることを決めたんだ。

 

一人ぼっち、街から街へ、何日も何週間も、時間が分からなくなるくらい彷徨ったけど。

ふと、自分が本当に必要なものをやろうと真剣に考えるようになった。

 

散歩したり、本を読んだり、川で浮かんだり、日記を書いたり、ヨガや、深呼吸をしたり、絵を描いたり、リラックスしたり。

そんなことを続けていると、驚いたことにちょっとずつ僕の頭のヒビが治ってきた。

 

完全に自分を取り戻したと思った僕は、卵ケースの家に戻ろうと決めたんだ。

今回は、周りを心配しすぎない、そして自分を大切にすると胸に留めて。

 

帰ってみて、確かにまだ悪さも卵もいるけれど、前とは違う。

 

僕は気づいたんだ。他の卵達も僕自身も完璧である必要はないって。

 

 

感想

いい子であろうと一生懸命な卵のおはなしです。

息子はひたすら「卵かわいい」と言っていました。

お子さんの年齢に応じて、これはいいこと、これは悪いこと、と話してみたり、

周りと自分の違いの受け入れ方についてお話しできる絵本です。

同じ作者の本に以前ご紹介した"The Bad Seed"があります。

この本とは逆に悪さばっかりしている種が主役で、でも最後にはちょっと心変わりします。

ecubic.hatenablog.com

The Good Egg

The Good Egg

  • 作者:John, Jory
  • 発売日: 2019/02/12
  • メディア: ハードカバー
 

 

 

この本のお勧め朗読動画


🍳 The Good Egg 🍳| Read Aloud for Kids!

 

 

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【英語絵本】Hannah and Sugar

英語絵本 Hannah and Sugar by Kate Berube

対象年齢5歳〜 (米国市場基準)

Kate Berube/Chronicle Books/2016

絵本紹介記事一覧はこちら

 

あらすじ

放課後、ハンナのパパは、バス停でハンナを迎えます。

 

放課後、犬のシュガーは、バス停で飼い主のバイオレットを迎えます。

 

ハンナとバイオレットは同じバス停で降りるので、

バイオレットのお母さんは、毎回ハンナにシュガーをペットにしたい?と尋ねます。

 

でもハンナはいつも「いいえ。ペットはいらないです。」と答えます。

ハンナは犬がちょっぴりシュガーが怖いのです。

 

ある日、そのシュガーが行方不明になってしまいました。

クラスのみんなであちこち探しますが、シュガーが見つからないまま夜になってしまいました。

 

夕食の後、ハンナはシュガーのことを考えながら玄関の外に腰掛けます。

こんな暗闇の中迷子になったら、怖いし、寒いし、もしかしたらお腹も空いているかもしれない。。

 

ふと、ハンナの耳にガサゴソと音が入ります。

 

ハンナが音のする茂みの奥を覗いてみると、そこにはリードが木に絡まって動けなくなったシュガーが!

 

ハンナは咄嗟にあとずさりします。

でも勇気を出して、少しずつシュガーに近づいていきました。

シュガーは優しくハンナの手に顔を擦りつけます。

 

そしてシュガーは無事にバイオレットの家族の元に戻ることができました。

ハンナのお父さんも娘を自慢に思います。

 

その後、これまでどおりハンナのパパは、バス停でハンナを迎えます。

 

犬のシュガーは、同じバス停で飼い主のバイオレット、そしてハンナを迎えるようになりました。

  

 

感想

犬が苦手だったハンナですが、犬のシュガーが行方不明になったことがきっかけになり、勇気を出して克服します。

柔らかな絵とおはなしが相まって、全体的に暖かで穏やかな雰囲気が漂います。

犬が怖いことを克服したい子ども達へのちょっとした後押しになる絵本でした。

Hannah and Sugar (English Edition)

Hannah and Sugar (English Edition)

  • 作者:Berube, Kate
  • 発売日: 2016/03/08
  • メディア: Kindle版
 

 

 

この本のお勧め朗読動画

朗読ではないのですが、リズムをつけてストーリを歌ってくれています。


Hannah and Sugar Song - Emily Arrow (book by Kate Berube)

 

 

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【英語絵本】Tap Tap Boom Boom

英語絵本 Tap Tap Boom Boom by Elizabeth Bluemle & G. Brian Karas

対象年齢3歳〜 (米国市場基準)

Elizabeth Bluemle(著)/G. Brian Karas(絵)/Candlewick Press/2014

絵本紹介記事一覧はこちら

 

あらすじ

ぽつぽつ、黒い雲、ぽつぽつ、湿った空気、ぽつぽつ、冷たい雨が降ってきた。

 

ぽつぽつ びゅーびゅー ゴロゴロ

 

嵐が来るぞ。

 

傘の下に入るけれど、天気はどんどん荒れてくる。

 

地下鉄に避難だ。

 

地下に人々が集まってくる。

 

嵐のおかげで、知らない人同士が仲良くなった。

 

雷も危険からも守られた安全な場所でみんな笑っている。

 

背の高い女性が傘を持っていない男の子に彼女の傘をあげたり。

 

友人同士で一つ傘の下ぴったり肩を寄せ合って階段を降りてきたり。

 

嵐もすぐ収まるでしょう。きっと晴れ渡って素敵な午後だ。

 

見て!嵐のあと、空には大きな虹。

 

避難していた人は「バイバイ」「またね」と言いながら水溜りの道を散り散りになっていった。

 

次の嵐まで。

 

次の嵐まで。

 

 

感想

Tap Tap Boom Boomというオノマトペと韻(rhyme)を踏んだ文章が、楽しいリズムを作っている絵本です。

絵本の中で描かれる街の風景は、ところどころ本物の風景写真が使われていて雨の街の臨場感が伝わってきます。

地下に避難した人達が、楽器を演奏したりピザを分け合ったりして笑顔で過ごしているのも、なんだかアメリカぽさを感じました。

実際の急な雨や嵐は気が沈みますが、それでも雨を楽しみたくなる絵本でした。

Tap Tap Boom Boom (English Edition)

Tap Tap Boom Boom (English Edition)

 

 

 

この本のお勧め朗読動画


Tap Tap Boom Boom

 

 

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