【絵本】Exclamation Mark (英語)

f:id:ecubic:20200902112840p:plain

対象年齢4歳〜 (米国市場基準)

Amy Krouse Rosenthal(著)/Tom Lichtenheld(絵)/Scholastic Press/2013

絵本紹介記事一覧はこちら

内容

ノートの罫線の上、どこにいても目立ってしまうビックリマークくん。

他の文字と同じようになろうと試してみますが、うまくいきません。

いっそのこと、旅に出て逃げてしまおうかと考えるビックリマークくんでしたが、

そこへ現れたのが・・

Hello？　Who are You？ (クエスチョンマーク登場)

突然現れたクエスチョンマークさんは止め処なく質問を投げかけます。

What grade are you in？

What's your favorite color？

Do you like frog？

・・・・・・・・・・・・

Stop！

と思わず口に出たビックリマークくんは、自分でもこんなことができるなんてびっくり。

それどうやったの？もう一度できる？

と聞くクエスチョンマークさんに応え、試しに小さくやってみます。

Hi！

もうちょっと大きく

Howdy！

さらにもうちょっと大きく

Wow！

ビックリマークくん、ついに自分の無限の可能性に気づくことができました。

まるで終身刑から解放されたかの気分です。

もっともっとたくさんの言葉を言ってみて、そしてみんなの元にも戻って見せます。

Hey guys, it's me！

Look what I can do！

みんなも喝采をあげました。

最後に、ビックリマークくんは頭を高らかとあげこのマークをつけに行きました。

The end !

感想

かわいらしい絵と、スピード感のある面白い内容にあっという間に引き込まれまれ、読了後はにんまりしながら夫にもお勧めしました。

ちょっとEテレ感もある絵と内容は、我が家では、子どもにも大人にもおおうけの絵本です。

ビックリマークの自分探しのお話ですが、でも実は、これは誰にでもある話であるとも本の中に書かれています。

It’s about fitting in…
and standing out…
and, with the help of others,
finding your way.

Because we all have an inner exclamation mark.
The question is, how to find it..

環境に馴染もうとして、目立っちゃって、他の誰かの助けを得て、自分なりのやり方を見つける。

誰もが内なるびっくりマークを持っていて、問題はどうやってそれを見つけるかだ。

とても楽しく、そしてちょっぴり応援もしてくれるお勧めの絵本です。